幼稚園で毎日作るお弁当。子どもが喜ぶおかずを入れたいけれど、レパートリーが尽きてきたというパパ・ママも多いのではないでしょうか?
そこで元・保育園の栄養士であるライター砂糖さおりが、子どもにも食べやすく、ママ・パパも簡単に作れるおすすめのレシピを厳選して紹介!メインを張れる頼もしいおかずから、スキマ埋めに活躍するちょい足しレシピまで、お弁当作りのヒントも解説しますよ♪
まずはおかずづくりのポイントを確認してみましょう。
幼稚園のお弁当で重視したいのはなんと言っても完食してもらうこと!どうしても時間制限がある園での食事で、「食べ切れた!」という達成感が食事を楽しむ気持ちへとつながっていきます。
栄養バランスや彩りも気になるところですが、まずは子どもが好きなおかずを、食べ切れる量で入れてあげましょう。
また食べ切ってもらうには、食べやすさも大切なポイントです。子どもが小さいうちは、おかずの大きさにも気を配りましょう。一口で食べられるようにカットしてあげたり、フォークや手づかみでも食べられるレシピを選んであげたりするのがおすすめです。
まずはお弁当のメインとなるようなおかずをチェックしてみましょう!
お弁当の定番といえば唐揚げ!こちらはスティック状にして海苔を巻いているので、手づかみでも食べやすいレシピです。
鶏胸肉を使っているので、お財布に優しいのもうれしいポイント!下味などの下処理は前日にやっておくと、当日の手間も省ける上に味がしっかりついたおいしい唐揚げになります。
鶏ひき肉とコーンを小さく丸めて揚げる落とし揚げ。サイズを調整できるので、子どもの一口サイズに作ってあげると食べやすくて◎。
コーンの甘みとコンソメの味つけで、子どももパクパク食べてくれるはず!冷めてもおいしいので作り置きにもおすすめです。
かぼちゃのやさしい甘みと豚肉の旨味がジュワッと感じられる肉巻きのレシピです。ほっくりしたかぼちゃは子どもに人気の食材の一つではないでしょうか。
お弁当に入れる時は、焼くときにポン酢を絡めて焼いてあげましょう。かぼちゃも小さめにカットして一口大に。フォークを使いたい子どもには、かぼちゃは薄すぎずにカットしてあげた方が、刺した時に崩れにくくなります。
てり照りに焼かれた鶏つくね。お弁当を開けた時の見た目と香りから子どもの食欲を刺激してくれるはず。卵黄なしでもおいしいのでお弁当にもピッタリですよ。
レシピでは豆腐を使っているので、大豆製品を取り入れたいという時にもおすすめです。フォークでも手づかみでも食べやすいので幅広い年齢の子どものお弁当に使えます。
パラパラしがちな豚こま肉も、片栗粉でまとめてお団子にしてあげると食べやすいですね。じゃがいもは電子レンジであらかじめ加熱してあげるとホクホクと火が通りやすくなります。
味つけもめんつゆで決まるので、朝の忙しいママ・パパにとって重宝するレシピですね。お弁当に入れる時はタレがひたひたになって水っぽくならないように、じっくり絡ませましょう。
作り置きとしても大活躍のこちらのトマト煮。野菜の下処理さえ済ませてしまえば、あとはトマトの旨味に任せてコトコト煮るだけで完成する簡単レシピです。
お弁当に入れることも考えて、野菜類は小さくカットしておくのがおすすめです。トマトの赤色でお弁当を鮮やかに彩ってくれる頼もしいレシピです。
お弁当作りで頭を悩ませがちなのが、ちょっとしたスキマに何を入れるかの問題です。スキマなくおかずが入っていた方が中身が動かずきれいに持ち運べます。
紹介するレシピの中に、お弁当作りの悩みを解決するヒントが隠れているはず!
焼いたちくわが香ばしいこちらのちくわ巻き。甘辛い味つけで子どももおいしく食べられますよ。コロンとかわいいサイズ感で、ちょっとしたスキマ埋めに最適です。
子どもの好きなピックを刺してあげれば、より子どもの目を引くおかずにできそうですね!
おかず同士を仕切るカップをハムで作るこちらのアイデア!ピンク色がかわいらしく、食べてもおいしい!お弁当のスキマ埋めにピッタリです。
中身は子どもの好きな具材をなんでも入れられます。写真はコーンマヨチーズですが、ツナマヨやゆでじゃがチーズなど…アレンジは無限大!具材を入れたらトースターで焼くだけなので、忙しい朝にもうれしい簡単レシピですね。
さつまいもの皮をしましま模様にむいて作ります。さつまいもをハチミツでしっとりと煮て、優しい甘さは箸休めにピッタリです。
お弁当ついでにたっぷり作っておけば、普段の食卓の作り置きとしても活躍できる、オールマイティーなお助けレシピですね。
秋のお弁当についつい入れたくなるどんぐりウィンナー!見た目のかわいらしさと食べるおいしさ、2回楽しめるお助けアイデアです。
どんぐりの帽子をしめじで作るものと、ミートボールで作るもの、2通りのレシピをご用意しているので、冷蔵庫にある食材に合わせてチェックしてみてくださいね。
彩りがよいピーマンはぜひお弁当に使いたい食材ですが、子どもが苦手…ということも多いかもしれません。そんな時はコクのある味噌バターの味つけに挑戦してみてはいかがでしょうか?
調理も電子レンジで完結するのでとっても簡単!ピーマン克服レシピとしても大活躍間違いなしです。
緑と黄色が目にも楽しいスキマ埋めレシピです。マヨネーズの味つけで子どものお箸も進みますね。ブロッコリーは手づかみで食べやすい食材です。
ブロッコリーをお弁当によく使うというママ・パパも多いのではないでしょうか。マンネリ防止のアレンジレシピとしてもおすすめです。
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毎日の幼稚園のお弁当作り。子どもには楽しい時間を過ごしてもらいたいと思いつつ、献立や朝の弁当作りに頭を悩ませるママ・パパのヒントの一つとなればうれしいです。
一番大切なのは子どもが楽しく完食できること。さまざまなレシピを試して、子どものお気に入りのレシピを見つけたいですね。
栄養士 砂糖さおり
栄養士として保育園や病院で働いた経験を活かしてライターとして活動しています。 保育園で子どもたちとご飯を食べるのが最高の癒しでした♪ 栄養、食材、子育てママ・パパさん向けコラムを中心に執筆中。
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