私が離婚を決意したのは、数年前のある平日の夜のことでした。
その日、私は急に体調を崩してしまい、高熱で動けなくなってしまったのです。 どうしても起き上がることができず、帰宅した夫に「ごめん、子どもの夕飯だけでもお願いできないかな」と頼んでみました。
すると夫は冷たい目で私を見下ろして、信じられない言葉を口にしたのです。
「はあ?俺だって仕事で疲れてる。主婦なんだから、倒れてもお前がやるのが当たり前だろ?」
自分の耳を疑いました。 その後も、布団で苦しんでいる私に向かって「大げさなんだよ、早く飯作れ」「それくらいで救急なんて、お金の無駄だ」と心ない言葉を投げつけてくる夫。
そばで子どもが心配そうに「ママ…」と声をかけてくれても、夫はそれすら無視してスマホをいじり続け、挙げ句の果てには自分一人で外食へ行き、さっさと眠ってしまいました。
その瞬間、私は悟りました。 この人は私のことを家族として見ているのではなく、ただ自分を支えさせるための「便利な道具」としか思っていないのだと。
その日の晩、ふらふらになりながらもなんとか家にあるもので料理をし、子どもにだけは食べさせました。
そして翌朝。 熱はまだ下がっていませんでしたが、最後の気力を振り絞りました。 子どもを連れて病院へ行き、その足で実家へ連絡。そのまま別居を決意し、二度とあの家には戻りませんでした。
後日、夫から私の両親に電話がかかってきたそうですが「娘に夫はいません」と父が一蹴してくれたと聞き、ようやく心が救われた気がしました。
(女性/38歳/会社員)
家族がダウンしているときこそ、協力し合う姿勢が問われますよね。 看病が苦手だったとしても、自分のことばかり優先するのではなく、少しでも相手の負担を減らそうとする気持ちが大切です。
「自分を守る」という選択も、大切な家族の形を守るためには必要なことかもしれません。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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