「駅まで一緒に行きましょうか」道に迷った親子を案内した結果⇒「お礼です」親子から渡された【ソレ】に涙…

「駅まで一緒に行きましょうか」道に迷った親子を案内した結果⇒「お礼です」親子から渡された【ソレ】に涙…
困っている人に手を差し伸べる…当たり前のようで、実は勇気がいることですよね。 でもその優しさが、巡り巡って素敵な奇跡を呼ぶことも。 今回は、そんな心温まる『情けは人の為ならず』な実体験をご紹介します。
目次

道案内と小さな宝物

昔、まだ私が大学生だった頃の話です。

都会の活気あふれる有名な商店街エリアを歩いていたときのこと。 子ども連れの女性から「〇〇駅はどこですか?」と道を尋ねられました。

私もこれから駅に向かうところでしたし、特に急いでもいなかったので「駅まで一緒に行きましょうか」と案内することにしました。 道中、小さなお子さんの手を引いて歩いたり「ここはいつも人が多いですね」なんてガイド気分で話をしたりしながら、目的の駅まで一緒に向かいました。

私としてはついでに案内しただけで、何か特別なことを「してあげた」つもりはありませんでした。 ところが別れ際、その女性が「お礼にどうしても」と二千円を渡そうとしてきたのです。

当時の学生だった私にとって二千円は大金です。 「そんな、案内しただけですからいただけません」と一度はお断りしたのですが「感謝の気持ちだから、ぜひもらってください」と強く仰っていただいて…。 そこまで言っていただけるならと、ありがたく頂戴することにしました。

さらに、一緒に手を繋いでいた小さな子どもが「離れたくない」と言わんばかりに私の手を離そうとしません。 別れ際には、道中ずっと大事そうに握りしめていた「綺麗な石ころ」まで私の手に乗せてくれたのです。 あんなに大事に持っていた宝物なのに…。その気持ちが尊くて、思わずウルッときてしまいました。

今はみんなスマホを持っているので、道に迷うことも人に道を尋ねる機会もすっかり少なくなりました。 昔はよく道を聞いたり聞かれたりして、そこから小さな交流が生まれたものです。

そんな時代の、懐かしくて温かい思い出です。

(女性/49歳/日本語教師)

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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