下の子どもが小学2年生になったばかりの、ある土曜日の午前中のことです。 娘は宿題をやると言って机に向かっていましたが、なかなかスラスラとは進まず、頭を抱えている様子でした。
私はどうしても自分の仕事を終わらせなければならなかったので、夫に「宿題見てあげられる?」とお願いしました。 夫は「宿題見てやるから一緒にやろう」と答え、娘も「うん」と嬉しそうに頷いていました。
それから20分ほど経ったころでしょうか。 突然、娘の激しく泣きじゃくる声が聞こえてきました。 驚いて部屋へ駆けつけると、ちょうど遊びに来ていたお義母さんが大泣きしている娘を連れて部屋から出てくるところでした。
何があったのかと慌てて話を聞くと、夫が突然娘に向かってひどく怒り出したというのです。
「そんなこともわからないのか!スマホばかり見ているからだ!」
夫はそう怒鳴り散らして、そのまま自分の部屋に閉じこもってしまったそうです。 そこから娘は2時間以上も泣き通しでした。 私は一生懸命に娘をなだめて、なんとか落ち着かせましたが、娘の心の傷を思うと胸が痛くてたまりませんでした。
あとになってわかったことですが、そのとき夫は不倫をしていて、あろうことかその相手と喧嘩をしていた最中だったそうです。 そのイライラを全く関係のない娘に理不尽にぶつけたのだと知り、私の中で糸が切れました。 それが私にとって離婚の決定打となりました。
(女性/43歳/自営業)
「家族だから」という理由ですべてを許容する必要はありません。 自分の中で「これ以上は無理」というサインが出たら、それを無視せず立ち止まることも大切です。
「自分を守る」という選択も、大切な家族の形を守るためには必要なことかもしれません。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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