今まで親の言うことが「絶対の正解」だった世界から、少しずつ外の社会を知り「自分はこう思う」という別の視点を持ち始めています。 口答えは、親と自分は違う人間なのだと境界線を引くための、大切な自立の第一歩です。
ただ反抗しているのではなく、自分の考えを言葉にしてぶつける練習を積んでいる真っ最中です。
学校や友だちの前では、空気を読んだり我慢したりして、一生懸命に社会性を発揮しています。 だからこそ、絶対に自分を見捨てない親に対して、一番生意気な態度をとって自分の意見をぶつけてきます。
親を安心できるパートナーに見立てて、心の準備運動をしているのです。 生意気な口を利けるのは、親の愛情を100%信じきっている揺るぎない証拠でもあります。
生意気な態度をとられたとき、親が感情的に「口答えしないの!」と押さえつけてしまうと、子どもは自分の意見を主張する練習をやめてしまいます。 カチンときたときこそ、まずは「あなたはそう思うんだね」「そういう考えもあるんだね」と、一つの意見として受け止める相槌を打ってください。
自分の言葉が相手に届いたという実感が、子どもの心をスッと落ち着かせます。
口答えを受け入れるといっても、何でも許すわけではありません。 乱暴な言葉遣いや、人を傷つけるような表現を使ったときは、はっきりとNGを出します。
「あなたの意見は分かったけれど、その言い方は嫌な気持ちになるよ」と、意見の内容と伝え方を分けて教えるのがポイントです。 お気に入りのキャラクターの口調を真似して悪ぶっているだけのときもあるので、冷静に大人のコミュニケーションの手本を見せます。
親に堂々と反論できる子どもは、外の世界で理不尽な目に遭ったときや、友だちに嫌なことを強要されたときにも、しっかりと「ノー」と言える力を持っています。 親の言うことをハイハイと聞く従順な子に育てるよりも、自分の意見を堂々と主張できる子に育てる方が、将来必ず本人の身を守る強力な盾になります。
この生意気さは、たくましく生き抜くための大切なスキルなのです。

生意気な口答えにイライラしてしまうのは、毎日真剣に向き合っている親として当然の感情です。 腹が立つのは、子どもがそれだけあなたと対等な人間へと近づいてきた証でもあります。
「自立に向けて順調に育っているな」と心の中でガッツポーズをして、この少し厄介な成長のステップを大らかな気持ちで見守ってあげてくださいね。 親の大きな器にぶつかりながら、お子さんは確実に頼もしく成長していきます。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
娘「前に住んでいたお家見てみたい!」妻「いいよ」しかし到着した直後⇒夫「帰...
2024.08.10
【保育士が解説】3歳児ってこんな感じ!発達の特徴やおすすめの遊び方を解説
2023.10.02
【保育士が解説】5歳児の発達と特徴|反抗期がくるって本当?接し方やおすすめ...
2023.10.02
産婦人科で…男性医師の”診察”に違和感を覚えた妊婦。医師の姉に相談した数週...
2024.08.07
強引に『叔父の産院』へ転院させた夫。だが後日⇒「私に任せて」医師の姉が行っ...
2024.08.07
出産前に転院した妻#5
2024.08.07
【ダイソー工作】たった400円で完成する「おうちプラネタリウム」が感動的!...
2021.08.06
夫の帰宅直後…「話がある、ちょっと来て」妻の態度に”違和感”!?その後→妻...
2024.08.01
子どもの「人見知り」への向き合い方|保育士が伝える、サポートのコツ
2025.10.06
出産前に転院した妻#6
2024.08.07