「口答えしないの!」と怒るのはちょっと待って。親にだけ反抗する子が、じつは超・親思いな驚きの理由

「口答えしないの!」と怒るのはちょっと待って。親にだけ反抗する子が、じつは超・親思いな驚きの理由
小学生になり「ああ言えばこう言う」と口答えが増えて、ついイライラしてしまう親御さんも多いのではないでしょうか。 あんなに素直でかわいかったのに、と少し寂しく感じるのも親心です。 しかし、この生意気な態度は子どもが自分の頭で考え始めた何よりの証拠です。 親の言うことを鵜呑みにせず、自分の意見を持てるようになった成長のサインです。 今回は、口答えを「自立の準備運動」と大らかに受け止め、おやこで上手に乗り切る視点についてお話しします。
目次

1. 親の意見と自分の意見を切り離すステップ

今まで親の言うことが「絶対の正解」だった世界から、少しずつ外の社会を知り「自分はこう思う」という別の視点を持ち始めています。 口答えは、親と自分は違う人間なのだと境界線を引くための、大切な自立の第一歩です。

ただ反抗しているのではなく、自分の考えを言葉にしてぶつける練習を積んでいる真っ最中です。

2. 一番安全な相手を選んでいる

学校や友だちの前では、空気を読んだり我慢したりして、一生懸命に社会性を発揮しています。 だからこそ、絶対に自分を見捨てない親に対して、一番生意気な態度をとって自分の意見をぶつけてきます。

親を安心できるパートナーに見立てて、心の準備運動をしているのです。 生意気な口を利けるのは、親の愛情を100%信じきっている揺るぎない証拠でもあります。

3. 売り言葉に買い言葉を避ける魔法の相槌

生意気な態度をとられたとき、親が感情的に「口答えしないの!」と押さえつけてしまうと、子どもは自分の意見を主張する練習をやめてしまいます。 カチンときたときこそ、まずは「あなたはそう思うんだね」「そういう考えもあるんだね」と、一つの意見として受け止める相槌を打ってください。

自分の言葉が相手に届いたという実感が、子どもの心をスッと落ち着かせます。

4. 意見は認めても言い方のルールは教える

口答えを受け入れるといっても、何でも許すわけではありません。 乱暴な言葉遣いや、人を傷つけるような表現を使ったときは、はっきりとNGを出します。

「あなたの意見は分かったけれど、その言い方は嫌な気持ちになるよ」と、意見の内容と伝え方を分けて教えるのがポイントです。 お気に入りのキャラクターの口調を真似して悪ぶっているだけのときもあるので、冷静に大人のコミュニケーションの手本を見せます。

5. ノーと言える力は将来自分を守る最強の盾になる

親に堂々と反論できる子どもは、外の世界で理不尽な目に遭ったときや、友だちに嫌なことを強要されたときにも、しっかりと「ノー」と言える力を持っています。 親の言うことをハイハイと聞く従順な子に育てるよりも、自分の意見を堂々と主張できる子に育てる方が、将来必ず本人の身を守る強力な盾になります。

この生意気さは、たくましく生き抜くための大切なスキルなのです。

まとめ

生意気な口答えにイライラしてしまうのは、毎日真剣に向き合っている親として当然の感情です。 腹が立つのは、子どもがそれだけあなたと対等な人間へと近づいてきた証でもあります。

「自立に向けて順調に育っているな」と心の中でガッツポーズをして、この少し厄介な成長のステップを大らかな気持ちで見守ってあげてくださいね。 親の大きな器にぶつかりながら、お子さんは確実に頼もしく成長していきます。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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