新社会人だったころ、朝の通勤ラッシュ時に体験した出来事です。 いつものように混雑した車内で、どこか憂鬱な気分になりながら電車に揺られていました。
すると突然、電車が急停車して「車両事故のため、しばらく停車します」というアナウンスが流れました。 最初は「そのうち動き出すだろう」と耐えていましたが、30分、40分と経過しても一向に動きません。
密閉された車内には、次第に乗客たちの不安と苛立ちの空気が漂い始めました。 結局、運転が再開されたのは約1時間後のこと。 私は「どうせ遅刻は避けられない」と半ば諦めの境地で、ようやく到着した駅のホームに降りました。
それから改札を出て乗り換えの方面へ向かおうとした、その瞬間です。 背後から誰かに思い切り突き飛ばされました。 私は右側へ大きくよろけ、かろうじて転倒は免れましたが、あまりの衝撃に驚いて振り返りました。
そこには、よろける私を追い越して改札口へ走っていく男性の姿がありました。 男性は「間に合わねーだろ!」と私に吐き捨てると、そのまま駅員さんに詰め寄って激しく怒鳴り始めたのです。
あまりの怖さに立ち尽くしていると、その光景を見ていた周りの高齢の方たちが動いてくれました。 「お姉さんに謝りなさい」「駅員さんに言ったって仕方ないでしょう」と、一斉に男性をたしなめてくれたのです。
代わる代わる投げかけられる言葉にあれほど威勢のよかった男性は、みるみるうちに顔を真っ赤にして黙り込んでしまいました。 さっきまでの威圧感はどこへやら、最後はバツが悪そうに逃げるようにしてその場を立ち去っていきました。 あんな大人にはなりたくないと心の底から思った出来事でした。
(女性/53歳/パート)
電車やバスなどの公共交通機関では、さまざまな人が乗り合わせる分、思いがけないトラブルに巻き込まれることもあります。 万が一トラブルに遭遇してしまったときは、まず自分の身の安全を最優先に動きましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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