公園の帰宅バトルに疲れたらコレ!すんなり帰れるようになる“たった3回の予告”の魔法

公園の帰宅バトルに疲れたらコレ!すんなり帰れるようになる“たった3回の予告”の魔法
夕暮れの公園。 そろそろ帰る時間だと伝えた途端に「帰りたくない!」「まだ遊ぶ!」と地面にひっくり返って泣き叫ぶわが子。 周りの目も気になり、無理やり抱え上げて帰路につきながら、どうしてすんなり帰ってくれないのだろうと途方に暮れてしまう親御さんは多いはずです。 しかし、この激しい抵抗は、親御さんを困らせるための単なるわがままではありません。 今回は、帰りたくないと泣き叫ぶお子さんの内面で起きていることと、その純粋なエネルギーを温かく受け止めるための視点について解説します。
目次

1. 泣き叫ぶほど夢中になれるものに出会えた証拠

お子さんが「帰りたくない!」と全力で抵抗するのは、今やっている遊びがそれだけ楽しくて夢中になっているからです。 大人から見ればただ砂を掘っているだけに見えても、お子さんにとっては新しい工夫を試している真っ最中かもしれません。

周囲の目が気にならないほど何かに没頭できるのは、豊かな集中力や好奇心が育っているサインでもあります。 「そこまで夢中になれるものに出会えたんだな」と、まずはその熱中ぶりを肯定的に受け止めてみましょう。

2. 「楽しい時間が終わる寂しさ」を素直に出しているだけ

大人は「また明日来ればいい」「次は週末に遊ぼう」と先のことを見据えて気持ちを切り替えることができますよね。 ですが、幼児期のお子さんは「今、目の前の時間」に集中して生きています。

そのため、遊びを急に終わりにされると、大好きな時間が終わってしまうことに強い寂しさや悲しさを感じてしまうのです。 あの激しい泣き声は、親を困らせようとしているのではなく「大好きな時間が終わって本当に悲しい」という純粋な気持ちのあらわれなのです。

3. 突然終わらせず「事前の声かけ」で心の準備を

時間の感覚がまだつかめないお子さんにとって、急な「もう帰るよ」の言葉は気持ちの切り替えが追いつかず、パニックの原因になりがちです。

これを防ぐには「時計の長い針が6のところに来たら帰ろうね」「すべり台をあと3回すべったらおしまいにしよう」など、あらかじめ具体的な目安を伝えておくのが効果的です。

少し前に予告をしておくことで、お子さん自身も「そろそろ終わりなんだな」と心の準備をしやすくなります。

4. 「もっと遊びたかったね」と気持ちを受け止める声かけ

激しく泣いている最中は、正論で言い聞かせたり怒ったりしても、興奮しているお子さんには言葉がなかなか届きません。 そんなときは、まず「もっと遊びたかったよね」「お砂場、すごく楽しかったんだね」と、お子さんの気持ちをそのまま言葉にして共感してあげてください。

「自分の気持ちを分かってもらえた」と感じるだけで、高ぶっていた感情も少しずつ落ち着きやすくなりますよ。

5. 周りの目を気にして焦ってしまう自分を責めないで

泣き叫ぶ我が子を前にして焦ったりイライラしたりするのは「早く帰ってご飯を作らなきゃ」「周囲に迷惑をかけてはいけない」という責任感があるからこそです。

焦ってしまうのは当然のことで、決して心が狭いわけではありません。 周りの目が気になって無理やり抱えて連れて帰った日があっても「今日は大変な中、本当によく頑張った」とご自身を認めてあげてくださいね。毎回完璧に対応できなくても大丈夫です。

まとめ

「帰りたくない!」と公園で泣き叫ばれると、見守る親御さんも本当にぐったり疲れてしまいますよね。 ですが、それほどまでに感情を全身で出せるのは、今日という日を全力で楽しんだ証拠でもあります。

毎回穏やかに付き合うのは難しくても「それだけ楽しかったんだな」と心の中で受け止めつつ、事前の声かけや気持ちの受け止めを試してみてください。 頑張ったご自身を、ぜひ温かく労わってあげてくださいね。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

line
執筆者

保育士 でん吉

でん吉さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「子育てのヒント」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram