「早く食べなさい」は逆効果!【食べるのが遅い子ども】に毎食イライラしていませんか?6つの声がけで劇的スピードUP!!
2月7日までの緊急事態宣言がさらに延長されたことから始まった2021年2月。長引くおうち時間の延長に、運動不足を感じたり、おうち時間をどう過ごしたらいいかわからないといった声も。
そんな2021年2月におやこのくふうで人気だった記事は、しつけや声かけなど日々の子育てにまつわるものが5位までを占めました。そのベスト5を紹介します。
とにかく食べるのが遅いわが子。手が動かなかったり、遊んでしまったりと「ごちそうさま」まで時間がかかるのをどうしたら…?
そんな悩みに対して、食べるのに時間がかかる子どもには6つの原因があると、原坂さんは語ります。
1.「いただきます」をしたあと、すぐに食べ始めない
2.スプーンやお箸を持っていない時間が長い
3.ひと口が小さい
4.口をモグモグするスピード遅い
5.肘をついたり、片手で椅子を持ったりして姿勢が悪い
6.遊びやおしゃべりが多い
まずはわが子が食べるのが遅くなっている原因を見つけることが先決なのです。
そしてその原因がわかったら、原因別に早く食べられるようになるよう親が声をかけていきます。
たとえば、口をもぐもぐするスピードが遅い子には、「これくらい早く動かせるかな?モグモグモグ・・・」と、ユーモアを交えながら見本を見せましょう。そうすると子どもはその通りのことをしようとします、とのこと。
こうして考えると「早く食べなさい!」は逆効果ということは明らかですよね。早く食べてほしいなら「ではどうしたらよいか」をやさしく具体的に伝える。これは、子育てすべてに通ずることなのかもしれません。
この記事の筆者は、現NY在住の3歳の女の子を育てているママ。アメリカで子育てしていると、英語ならではのポジティブな表現があふれていてとても参考になると語ります。
ケンカしてお友だちのことを「キライ!」って思ったり、妹や弟が生まれてみんなの注目を奪われて嫉妬しちゃったり。そんなときに、使えるフレーズが「This feeling will pass.」。この気持ちはすぐになくなるよ、という意味で、子どもがネガティブな気持ちになってしまったときに、落ち着かせて気持ちを切り替えるために使うフレーズなんだとか。
嫌な気持ちになったとき、「そんなこといっちゃだめ」などと否定するのではなく、その気持ちを一度受け止めて、理解し、そのうえで、「What you are feeling is normal.(そう感じるのは普通のことなんだよ)」But this feeling will eventually pass.(でも、いずれなくなるから大丈夫だよ)」と説明し、安心させてあげるのです。
大人だって感情をコントロールするのはむずかしいもの。大人もいやな気持ちになったらその気持ちをうけてもらったあと「This feeling will pass.」と言われたらとてもラクになりますよね。
ぜひ試してみてくださいね。
3位にランクインしたのは、おうちで行うおもしろ実験アイデア。牛乳と洗剤を使って絵具が爆発するかのような動きを再現していきます。
お皿に牛乳を入れ、その上に水で溶いた絵の具を垂らします。その後綿棒に食器用洗剤をつけ牛乳をつつくと…綿棒でふれたところからふわっと色が飛び散るように移動していくのです。
この実験は、洗剤が食器や衣類の汚れと結びついて、洗い流してくれるのと同じ減少を利用しているもの。そんな風に科学とアートなどが組み合わせて、おもしろい!興味をもち、なぜなんだろう?と探求していく。
そんな体験こそが 科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・アート(Art)・数学(Mathematics)の頭文字を組み合わせて取り入れている「STEAM教育(スティーム教育)」。
家庭でも実践してみませんか?
続いて4位にランクインしたのはなんと上履き洗いに関する記事。くつピカ泡せっけんの紹介をしたところ、驚くほどの反響が!! みんな、子どもに上履き洗い係を担当させたいと思っているのね、でも本当に幼児でできるのかしら…?ということで、編集部スタッフFとその息子くん(5歳)が実践してみてくれました。
ABCマートでの限定販売の「くつピカ泡せっけん」(330ml・税込1100円)を入手し、さっそく実践。
クリーナーをブラシに適量取り、ブラッシングする。
乾いた布で泡をふき取る。
汚れが落ちきらない場合はブラッシングとふき取りを繰り返す。
自然乾燥させる。
ブラッシング、拭きとりという単純作業なので、想像以上に順調に作業は進みます。そして、きれいになった上履きに息子くんも鼻高々!
これなら、毎週上履きを持って帰ってくるのが楽しみになりそうですね。
5位にランクインしたのは 1月のランキングで1位となった子どもコンサルタント・原坂一郎さんの記事。
子どもに約束を守ってもらうためには、①無理なく守れる約束にして、約束を守る快感を体験させる ②約束のときにその約束における子どものデメリットもきちんと伝える、ことが大切だと原坂さんは語ります。
ぜひ、今日から実践していきたいものですよね。
いかがでしたか? まだ読んでない記事があるという人はぜひチェックしてみてくださいね。