これは、結婚後に起きたある問題を、私たちが何年もかけて解決していくことになったお話です。 同い年の夫と結婚し、それと同時に新しい命を授かった私。
十月十日を経て、元気でかわいい娘が無事に生まれました。 初めての育児は大変なこともありましたが、夫と2人で協力しながら頑張っていました。
「すべてがうまくいきすぎているかもしれない」
そう感じるくらい、穏やかでとても幸せな日々だったと思います。 愛する夫とかわいい娘に囲まれて、この生活がずっと続くのだと信じていました。
しかし、私が育休を終えて職場復帰をしたころから、少しずつ日常の空気が変わり始めたのです。 仕事と育児の両立で慌ただしい毎日を送る中、義両親の行動が目につくようになってきました。
じつは、結婚の挨拶に行ったときから、少しだけ不安に思うことはあったのです。
私たちが結婚の承諾を得るために、初めて義実家を訪れたときのことでした。
「こんにちは!お義母さん、お義父さん」
「あらあら、いらっしゃい!」
最初は笑顔で出迎えてくれて、とても和やかな雰囲気でした。 居間に通されてお茶を出され、ほっと一息つこうとしたその時です。
義母が、私に向かって唐突に尋ねてきました。
「さっそくだけど、あなたたち将来子どもはどうするの?」
私は思わず「えっ?」と固まってしまいました。 今日が結婚の挨拶だというのに、いきなり子どもの話になるとは思っていなかったからです。
当時は仕事との兼ね合いもあり、正直なところ、まだそこまで具体的には考えていませんでした。 急な質問に返答に困り、「えーと…」と言葉を濁す私。
すると、義母は私の戸惑いなど気にする様子もなく、楽しそうに話し始めました。
「孫のお洋服、買っておいてあげるわね」
「わっはっは、それはいい考えだな!」
義父も義母の提案に大賛成のようで、二人して大盛り上がりです。 まだ妊娠もしていないし、何も決まっていないのに…。
目の前で勝手に話を進める義両親を見て、私はどうしていいかわからず困ってしまいました。
このときに感じた、言葉にできない小さな不安。
数年後、その予感が的中するような出来事が起きてしまったのです。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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