ある一通の招待状を手に、私は思わずため息をつきました。
昔から、私にはひとつ大きな悩みがありました。 それは、幼い頃から何でも私のものを奪っていく幼馴染の存在です。
可愛くてコミュ力のある彼女に、私はいつも強く言えず、どこか逆らえないまま育ちました。
モヤモヤした感情を抱えたまま同じ高校に進学した私に、やがて大好きな彼氏ができました。 周りからも認められる相思相愛のカップルで、毎日が本当に幸せだったのです。
しかし、そんな私の幸せをあの幼馴染が黙って見過ごすはずはありませんでした。
ある日、私は彼と幼馴染の2人に呼び出されたのです。 何事かと思って向かうと、彼は気まずそうに目をそらしながら突然こう言い放ちました。
「俺と別れてくれ。君より彼女のほうが好きになっちゃったんだ」
耳を疑う私に、隣にいた幼馴染は勝ち誇ったような笑みを浮かべます。
「彼はもう私のものなの!邪魔者はさっさと身を引いてね?」
ショックを受ける私を煽るように、彼女は嬉しそうに言葉を重ねてきました。
「今度彼の家でおうちデートするの。羨ましいでしょ?」
勝ち誇る2人を前に、私の頭の中にはふとある事実が思い浮かびました。 私は笑顔で、彼女にこう告げたのです。
「じゃあこれからは、彼の実家の花嫁修業は全部あなたがやってね?」
思いもよらない一言だったのか、幼馴染は拍子抜けした顔をしました。
「え?花嫁修業?」
実は彼の実家は大金持ちで、かなり厳格な家柄だったのです。 「将来嫁に来るなら」と、私は毎週末のように厳しい花嫁修業を命じられていました。
料理や掃除、細かな礼儀作法など、彼が好きだったからこそ必死で耐えてきたのです。 でも、こんな酷い振られ方をした以上、彼への未練なんて一瞬で消え去りました。
「厳しい修業は譲るから頑張ってね。ラブラブなら耐えられるよね?」
面倒な実家だと知った瞬間、幼馴染は途端に焦り始めました。 そんな2人を残し、私は最後に言い放ったのです。
「土下座しても絶対に許さないからね」
宣言してそのまま歩き出すと、背後から幼馴染の惨めな叫び声が響き渡りました。
「私にとんでもないもの押し付けてんじゃないわよ!」
こうして私は、長年苦しめられてきた幼馴染との縁切りに成功した…そう思っていました。
しかし数年後、結婚式の招待状が届いて驚きました。 まだ彼女との縁は完全には切れていなかったのです。
さらに、私はその内容を見て目を見開きました。
出典:嫁子のスカッと漫画
(おやこのへや編集部)
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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