ぬいぐるみが増えると、まず大きな収納カゴを用意したくなるかもしれません。 ところが、深いカゴにまとめて入れると、下のほうにいるぬいぐるみは見えなくなり、取り出すのもひと苦労。
お気に入りを探すたびに全部出すことになりかねません。 そこで、収納場所を決める前に、子どもがそれぞれのぬいぐるみとどう過ごしているかを見てみましょう。
ぬいぐるみには、毎晩一緒に寝るもの、ままごとなどで遊ぶもの、眺めて楽しむものなど、さまざまな役割があります。 一緒に寝るお気に入りはベッドへ。
よく遊ぶものは子どもの手が届く浅いカゴや低い棚へ。 飾って楽しみたいものは、顔が見えるように棚へ並べる方法もあります。
ぬいぐるみの種類や大きさではなく、どう付き合っているか」で居場所を分けると、使いやすい収納になります。
ぬいぐるみがベッドを占領している場合は、一緒に寝たいものを子どもに選んでもらいましょう。 寝具の周りはホコリがたまりやすく、ぬいぐるみが多いとシーツ交換や掃除のたびに全部移動させる手間も増えます。
「一緒に寝るのはこの子たち」と数体を選び、それ以外は棚やカゴに居場所をつくるだけでも、寝る場所と掃除のしやすさを確保できます。
大切なのは、親が勝手に選ばないこと。 高価なぬいぐるみより、クレーンゲームで取った小さな一体が、子どもにとって特別な存在かもしれません。
今はあまり遊んでいないけれど、手放したくない。 そんなぬいぐるみまで、すべて生活空間に並べておく必要はありません。
例えば、一軍は子ども部屋やリビングに置き、二軍以降は衣装ケースにまとめて押入れへ。 軽くて形が不ぞろいなぬいぐるみなら、布団収納用の不織布ケースも便利です。
透明窓が付いたタイプなら、中にどのぬいぐるみがいるか確認できます。 使わなくなった収納用品を活用してもいいでしょう。
ホコリや湿気を避けられる場所を選び、汚れや湿り気があるものは状態に応じて手入れしてから収納します。
一度しまったら、そのままにする必要もありません。 押入れからケースを出してみると「この子、久しぶり!」とお気に入りが変わることもあるでしょう。
新しいぬいぐるみが増えたときや、部屋を見直すタイミングで、今一緒に過ごしたいものを選び直してみましょう。 遊ばなくなったからといって、すぐに手放す必要はありません。
ぬいぐるみは、遊び道具であると同時に、子どもにとって思い出や安心感につながる存在でもあります。

ぬいぐるみが増えたからといって、全部を一つのカゴに詰め込んだり、無理に数を減らしたりする必要はありません。 一緒に寝る、遊ぶ、飾る、しばらく待機する。
それぞれの役割に合わせて収納場所を分けてみましょう。 大切なのは、たくさん収納できることより、子どもがお気に入りと気持ちよく過ごせること。
今の暮らしに必要なぬいぐるみが埋もれない仕組みをつくってみてくださいね。
(監修:えりこ先生/ライフオーガナイザー1級)
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