昔から日本人の主食として食べられてきたお米ですが、消費量は減少傾向にあるようです。お米にはたくさんの栄養とさまざまなメリットがあるので、積極的にお米を主食として取り入れたいですね。
お米の栄養の7割以上は炭水化物で、体を動かすための重要なエネルギー源になります。ほかにも体を作るたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが含まれています。また、脂質が低いため他の主食よりも脂質の摂取量を抑えることができますよ。
子どもがお米を食べることで得られるメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
お米は粒のまま食べることができ、ゆっくりと消化吸収されるので腹持ちがよいです。子どもは活動量が多くすぐにお腹が空いてしまうので、腹持ちのよいお米は子どもの主食におすすめです。おにぎりをおやつにするのもよいですね。
お米は粒状なので、パンや麺類といったほかの主食と比べてよく噛む必要があります。お米をしっかり噛むことで顎が発達し歯並びがよくなります。また、よく噛むほどに味を感じやすくなり味覚の発達にもつながります。そのほか、噛む刺激が脳に伝わることで脳の発達に効果があるといわれています。
パンや麺類などの小麦製品は油や食塩が添加されることが多いのに対し、お米は水を加えて炊くだけで食べられます。また、パン食だとバターやジャム、おかずにウインナーなど全体的に糖質と脂質が増えがちです。菓子パンや惣菜パンだとさらに砂糖がたっぷり含まれており、添加物も含まれています。それに対してお米のおかずは焼き魚や味噌汁など糖質・脂質が控えめなものが多く、栄養バランスもとりやすいです。お米を主食にするだけでも糖質や脂質、添加物を控えられますよ。
子どものころからお米を中心にした食生活を送ると成長にもよい影響を与え、将来の食習慣の形成にも役立ちます。お米を中心にパンや麺類なども楽しみながら、健康的な食生活を目指しましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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