お食い初めに必要な「歯固めの石」の秘密<選び方から習慣まで>

お食い初めに必要な「歯固めの石」の秘密<選び方から習慣まで>
食べ物に困らない人生となるように祈りを込め、生後100日前後の赤ちゃんに食事をまねさせる行事が「お食い初め」です。このとき、用意する「歯固めの石」をご存じでしょうか?本来は地域によって用意する品が異なりますが、情報化社会の発展にともない、全国的に広まったアイテムです。しかし、離乳食も始まらない赤ちゃんへの歯固めにはどういった意味があるのか、どんなやり方なのか。気になる方もいるのではないでしょうか。
目次

歯固めの石とは?

お食い初めでの歯固めは、赤ちゃんが健康で強い歯を持つようにとの願いを込めて行われる伝統的な儀式です。平安時代から続くこの習慣は、子どもの良好な成長と長寿を祈ります。

石の選び方

現代では、黒・白・赤の三色の石を用意すると良いとされていますが、実際には形が良く、なめらかな石1つでも十分です。大きさは1~5cm程度が扱いやすく、お膳にも並べやすいでしょう。また、地域によってはタコやアワビ、クルミや梅干しなど、石以外のアイテムを用いる風習もあります。

入手方法

神社からの授与

お食い初めの歯固め石として、近くの神社から授かることができます。事前に社務所で許可を得た上で、神社内で眼に留まった石を選びましょう。神社によっては、お食い初め用の石を納める初穂料の制度がある場合もあります。

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「食・レシピ」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram