子どもの興味は生もの！習い事の"やめグセ"なんて気にしなくてOK

YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」の登録者数136万人！
人気YouTuberの葉一さんは、小学1年生と年少の2人の息子さんを育てるパパでもあります。ふだん実践している"シンプル子育て"には、葉一さん流の子育てのポイントがたくさん！

今回は「興味・関心が変わりやすい子」について。つい、親はひとつのことをじっくり極めてほしい！と思いがちですが…

＊＊＊

こんにちは、葉一です！

葉一

興味・関心がコロコロ変わりすぎる自分が嫌い。

これは私が二十歳になるまで、自分に貼っていたレッテルです。好きなものや興味がすごく変わりやすく、気持ちが長続きしない。周りの子は同じ習い事をずっと続けてその分野で上達していくのに粘り強く続けることができない。そんな自分がすごく嫌いでした。

皆さんはお子さんを見て、興味・関心が変わりやすいと思ったことはありませんか？

うちの４歳の次男くんはお兄ちゃんよりその傾向があって、昨日までアンパンマン推しだったのに、翌日になったらバイキンマン推しに変わっていたり、保育園の「○○ちゃん、可愛い」という女の子の名前がコロコロ変わっていたり…。

わが子に限定しなくても、少なからず思い当たる節はあると思います。

ちなみに、皆さん、うちの次男くんのエピソードを見て「それじゃダメだろ！」と思いますか？
きっと多くの方は首を横に振ってくださると思うのです。

しかし、これが習い事や勉強、スポーツになると話が変わってきます。

「やりたい」と言った習い事を1か月で「辞めたい」と言ったら…？

「本人が興味を持ったからサッカーを習い始めたんだけど、１か月で辞めたいと言っているのですが、辞めさせてもよいのでしょうか」

これは実際に私のところに届いた相談なのですが、私は「もう一回だけやってみて、それでも本人の気持ちが変わらなかったら辞めさせてください」と伝えました。

興味は生ものです。その新鮮な気持ちが長く持続する方がレアケースです。

私の息子たちも習い事をやっていますが、本人たちに「辞めたいと思ったらいつでも言っていいからね。そこで気を遣わなくていいよ」とよく伝えています。

興味というものは宝物です。だから、親として興味を持ったものにはできる限り触れさせてあげたいと思っています。ですが、それと同時に"辞める"という選択肢も同時に用意してあげることも大切だと思うのです。

興味のなくなったものを継続して得られるものもきっとあるでしょう。ですが、私はその興味のなくなったものを切り捨てるから、次の興味が見つかると思っています。

万年三日坊主だった私が"教育"という人生をかけて力を注げる場所が見つかったように、子どもたちもいずれ人生のどこかで長く続けられるものに出会えるはずだと。そのために、子どもが自分の興味に素直にいられるようにサポートするのが親の役目だと思っています。

＊＊＊

子どもが親を気遣って自分の興味・関心にふたをしてしまうことがあっては悲しいもの。
"興味は生もの"という意識をもって、わが子がいろいろなことに取り組むのに寄り添っていきたいですね。