「行きたくない!」子どもの登園しぶりにぴったりな絵本

「行きたくない!」子どもの登園しぶりにぴったりな絵本
新学期や長期休みの後に、子どもが幼稚園や保育園に「行きたくない!」と泣き出したり、ぐずったりすることありますよね。この「登園しぶり」は、環境の変化から引き起こされる、子どもの感情の現れなのです。 登園しぶりをする子どもをフォローするには、絵本がおすすめです。 この記事では絵本を通じて、子どもの不安に寄り添いながら、前向きな気持ちに導く方法を紹介します。 子どもに合った絵本を選ぶことで、園での楽しい体験や新しい友だちとの出会いをイメージできるようになります。 読み聞かせを通じて、子どもが笑顔で園に行ける日を増やしていきましょう。
目次

登園しぶりとは?子どもの心の動き

登園しぶりとは、普段元気に通っていた幼稚園や保育園に行きたくない、と言い出す状況を指します。 登園しぶりは、子どもの気持ちの変化のサインです。

新学期や長期休暇明け、生活リズムが崩れた時期などに見られることが多いでしょう。 環境の変化や新しい友だちへの不安、家庭での安心感が恋しい、自分が認められていないと感じるなど、子どもによってさまざまな原因が考えられます。

親御さんは子どもの気持ちに寄り添い、焦らずに対応していくことが大切です。 子どものペースに合わせて、ゆっくり解決していきましょう。

登園しぶりを乗り越えるための方法

子どもの登園しぶりを解消するために、親御さんができるサポート方法を紹介します。

まず、子どもの気持ちに共感することが大切です。「行きたくない」と言ったら、不安な気持ちが隠れているかもしれません。

子どもの気持ちを否定せずに、まずは話を聞いてみましょう。「不安なんだね」「○○が心配なんだね」と声をかけるだけで、子どもは安心感を得られます。

また、毎朝同じ時間に起きて、同じ順序で支度をするルーチンを作ることも効果的です。次に何をするのか予測できるため、子どもは落ち着いて準備ができます。

さらに、幼稚園や保育園での楽しい話題を提供することも大切です。子どもが楽しみにしていることを話題にして、園に行くことへの期待感を高めましょう。

絵本がもたらす子どもへの影響

絵本は、子どもの想像力を育むだけでなく、気持ちを代弁してくれたり、解決のヒントを与えてくれる力強いツールです。

登園しぶりをする子どもの心に寄り添い、前向きな気持ちを引き出すおすすめ絵本を厳選しました。ぜひ読み聞かせに活用してくださいね。

園の生活を期待を育む絵本

「どんぐりむらのどんぐりえん」著:なかや みわ

「ようちえんのいちにち」著:おか しゅうぞう/絵:ふじた ひおこ

「こぶたほいくえん」著:中川 李枝子/絵:山脇 百合子

園への準備を楽しくする絵本

「いろいろおしたく」著:えがしら みちこ

友だちとの関わりのヒントを得られる絵本

「じゃりじゃりあくしゅ」著:大川久乃/絵:福知 伸夫

「ともだちや」著:内田 麟太郎/絵:降矢 なな

「ごめんやさい」著:わたなべ あや

まとめ

絵本は子どもに、元気を与えてくれます。

絵本から得られる共感や感動は、子どものポジティブな気持ちや、前向きな姿勢を育みます。さらに、友だちとの関わりを楽しむことや、トラブル解決の方法を知ることができるでしょう。

親御さんができるサポートを実行することで、登園しぶり解消につながるかもしれません。ぜひ、今回紹介した絵本を活用して、子どもの笑顔を増やしてくださいね。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士・チャイルドカウンセラー)

line
執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

オオイシさんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「子育てのヒント」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram