登園しぶりとは、普段元気に通っていた幼稚園や保育園に行きたくない、と言い出す状況を指します。 登園しぶりは、子どもの気持ちの変化のサインです。
新学期や長期休暇明け、生活リズムが崩れた時期などに見られることが多いでしょう。 環境の変化や新しい友だちへの不安、家庭での安心感が恋しい、自分が認められていないと感じるなど、子どもによってさまざまな原因が考えられます。
親御さんは子どもの気持ちに寄り添い、焦らずに対応していくことが大切です。 子どものペースに合わせて、ゆっくり解決していきましょう。
子どもの登園しぶりを解消するために、親御さんができるサポート方法を紹介します。
まず、子どもの気持ちに共感することが大切です。「行きたくない」と言ったら、不安な気持ちが隠れているかもしれません。
子どもの気持ちを否定せずに、まずは話を聞いてみましょう。「不安なんだね」「○○が心配なんだね」と声をかけるだけで、子どもは安心感を得られます。
また、毎朝同じ時間に起きて、同じ順序で支度をするルーチンを作ることも効果的です。次に何をするのか予測できるため、子どもは落ち着いて準備ができます。
さらに、幼稚園や保育園での楽しい話題を提供することも大切です。子どもが楽しみにしていることを話題にして、園に行くことへの期待感を高めましょう。

絵本は、子どもの想像力を育むだけでなく、気持ちを代弁してくれたり、解決のヒントを与えてくれる力強いツールです。
登園しぶりをする子どもの心に寄り添い、前向きな気持ちを引き出すおすすめ絵本を厳選しました。ぜひ読み聞かせに活用してくださいね。
「どんぐりむらのどんぐりえん」著:なかや みわ
「ようちえんのいちにち」著:おか しゅうぞう/絵:ふじた ひおこ
「こぶたほいくえん」著:中川 李枝子/絵:山脇 百合子
「いろいろおしたく」著:えがしら みちこ
「じゃりじゃりあくしゅ」著:大川久乃/絵:福知 伸夫
「ともだちや」著:内田 麟太郎/絵:降矢 なな
「ごめんやさい」著:わたなべ あや
絵本は子どもに、元気を与えてくれます。
絵本から得られる共感や感動は、子どものポジティブな気持ちや、前向きな姿勢を育みます。さらに、友だちとの関わりを楽しむことや、トラブル解決の方法を知ることができるでしょう。
親御さんができるサポートを実行することで、登園しぶり解消につながるかもしれません。ぜひ、今回紹介した絵本を活用して、子どもの笑顔を増やしてくださいね。
監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士・チャイルドカウンセラー)
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