今回のテーマは「おにぎり」です。 ご飯を握って、子どもサイズのおにぎりを作ってみましょう。
三角に握るのは子どもには難しいので、ラップを使っててるてる坊主を作るように丸く握ります。ご飯が丸くまとまっていく感覚を、子どもに感じてもらいましょう。 また、具を入れるのも難しいので、握ったあとでふりかけをまわりにまぶして仕上げます。
簡単にできて家族でおいしく食べられるおにぎり作りは達成感たっぷり!
身近で自分も好きなメニューのお料理は、積極的に取り組めます。
ごはん…子どもの茶碗1杯分
好みのふりかけ(ゆかり、青のり、たらこ、のりたまなど)…各大さじ1×3種類
まずはご飯をラップで包みます。ご飯は熱々すぎるとラップの上からでも子どもには熱いので、お茶碗によそって少しおいたものを使います。
冷めすぎると今度は形を作るのが難しくなるので、手で触れるくらいの温かさにしておきましょう。
ごはんの感覚を本当は素手で感じでほしいところなのですが、米粒が手いっぱいについて、おにぎりにするのがちょっと大変になるので、最初のお手伝いは、ラップで作ります。
大きめに広げたラップの真ん中に3等分したご飯を1つのせ、ラップを周りから寄せて、ごはんの根元のところでてるてる坊主を作るようにきゅっとねじります。
ご飯がふわふわでまとまりづらいときは、ラップをふって、まずご飯を寄せるところから始めましょう。
てるてる坊主の形になったら、ごはんの部分を丸く整えていきます。
ラップを持っている手と反対の手で、ごはんを丸く包み込みながらキュッキュッと丸く形を作っていきましょう。
形ができたら、ラップを開きます。
好きなふりかけをおにぎりにかけましょう。
ご飯全体にふりかけがつくように、手でおにぎりを持ち上げて向きを変えたり、手のひらで押さえて転がしたりします。
全体にふりかけがついていると、見た目もいいですし、手で持ったときに、ご飯が手にくっつかないので、食べやすくなります。
ラップの上なら、ふりかけが飛び散るのを防げますし、残ったふりかけの片付けもラクチンです。
同じように、残りのおにぎりにもふりかけをつけていきます。
カラフルなおにぎりの完成です!
自分で作ったおにぎりは最高の味。
トッピングのふりかけを変えてみたりして、いろいろ試してみてくださいね!
料理研究家 関岡 弘美
食育雑誌の編集に携わった後、渡仏。フランス料理、菓子、ワインを学ぶ。現在は、雑誌、テレビ、広告などを中心にレシピを提案。都内でおもてなし料理の教室を主宰。4歳の息子の子育てに奮闘中。
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