インスタントラーメンは体に悪い？子どもに与えるときの注意点

子どもと一緒にインスタントラーメンを食べられたら嬉しいですよね。インスタントラーメンに悪いイメージがある方も、インスタントラーメンについて理解を深め、上手に活用しましょう。

インスタントラーメンは体に悪い？

インスタントラーメンは塩分が多く、ラーメン1杯で子どもの1日の塩分量を摂ってしまいます。脂質も多いため、内臓機能が未熟な子どもには負担がかかります。また、インスタントラーメンは味が濃く、頻繁に食べ続ければ味覚が麻痺する可能性もあります。添加物も多く含まれているため食べ過ぎには注意が必要です。しかし、毎食インスタントラーメンでなければ大丈夫です。注意点に気をつけながら、たまにお楽しみとして食べる分にはそこまで気にする必要はないでしょう。

インスタントラーメンを子どもに与えるときの注意点

インスタントラーメンを子どもに与えるときの注意点について紹介します。

スープはなるべく与えない

スープを飲むと塩分を摂り過ぎてしまいます。インスタントラーメンを与えるときはスープを与えないか、少しにするだけでも塩分量を抑えられます。調味料を半分にしてスープを少し薄めるのもよいでしょう。

ノンフライタイプの麺を選ぶ

インスタントラーメンは脂質が高いですが、ノンフライタイプの麺を選ぶことで摂取する油を抑えることができます。子どもの年齢によっては麺の量を減らすのもよいでしょう。

たんぱく質やビタミン・ミネラルが豊富な具材を追加する

インスタントラーメンだけでは、体に必要なたんぱく質やビタミン・ミネラルはほとんど摂れません。ゆで卵などでたんぱく質、野菜やわかめなどを追加してビタミン・ミネラルも補いましょう。具材を追加することで栄養バランスがよくなります。

水分補給を行う

インスタントラーメンを食べるときはこまめに水分補給をするとよいでしょう。水分補給をすることで余分な塩分を体外に排出し、スープの飲み過ぎも防ぐことができます。

インスタントラーメンと上手に付き合おう

インスタントラーメンは工夫次第で子どもにも与えられます。しっかりとデメリットも理解し、注意点を守りながら子どもとインスタントラーメンを楽しみましょう。

ライター/監修：haya（管理栄養士）