特に幼児食に移行する時期は、自我の芽生えからいきなり野菜を食べなくなる、なんてことも少なくありません。子どもの健康と成長に野菜は必要不可欠です。少しでも食べてもらえるように、まずは調理方法を工夫してみましょう。
人は本能的に苦味は毒、酸味は腐敗と判断します。そのため、食経験の少ない子どもは苦味や酸味を危険だと感じて避けてしまいがちです。実際、ピーマンやゴーヤなど苦味のある野菜は、子どもが嫌いな野菜の代表としてもよく挙げられます。
野菜が食べやすくなる調理方法について5つ紹介します。
見た目が苦手で食べないという場合は、野菜を細かく刻むことで解消されることがあります。刻むのが面倒なときは、フードプロセッサーを使用すると楽に細かくできますよ。
野菜嫌いの理由のひとつに食感が苦手、ということが挙げられます。その場合は、野菜の繊維を断ち切るように切ることで柔らかくなり、食べやすくなります。
野菜の苦味・青臭さが苦手な子どもは多いです。それらを取り除くには、一度ゆでてから調理しましょう。一度ゆでることで苦味やアクが抜け、柔らかくなり食べやすくなります。ゆでることでビタミンが失われるデメリットもありますが、まだ噛む力が弱い子どもには食べやすくなり、大きなメリットになります。
鰹節やしらす干し、干しエビなどのうま味・風味が豊かな食材を野菜にプラスすることで、野菜の苦味をやわらげることができます。
揚げたり炒めたりすることで野菜が油でコーティングされ、苦味を抑えることができます。野菜を揚げると香ばしく食感がよいため、揚げたら食べられるという子どもも多いようです。また、油にはうま味を閉じ込める効果もあります。
子どもが野菜嫌いでも無理強いはせず、楽しい食経験を積めるようにサポートしてあげましょう。調理方法の工夫で少しでも野菜嫌いの克服につながるといいですね。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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