「せっかく叱るなら」子どもが聞きたくなる伝え方3ステップ

「せっかく叱るなら」子どもが聞きたくなる伝え方3ステップ
「叱る(いけないことを教える)こと」は育児において切っても切り離せないですよね? 今日は叱るとき、いけないことを伝えたいときに大切な3ステップをお伝えします。
目次

みなさんこんにちは!chihoです。 幼稚園教諭として18年勤め、現在は1歳の娘の子育てに奮闘する毎日を送っています!

子育てをしながら、切っても切り離せないのが ※子どもを叱らなければいけないこと ですよね。 「今日も叱(怒)っちゃった…」 と私自身も日々反省の毎日です。

でも、どうせならお互いに嫌な気持ちで終わるのではなく、次に繋がったら嬉しいですよね? 今日は子どもを叱るとき、どのように伝えたらより子どもも素直に聞いてくれたり、次に繋がるのかポイントをお伝えししようと思います!!

すぐに叱(怒)らない

命の危険がある場合などは、大きな声で知らせること、真剣な表情や怒った顔で伝えることも必要ですが、そうではない場合まずは先に「知らせておく」ことが大切です。

「ママ見てるよ〜」 「それするとどうなっちゃうかな?」

など事前に知らせ、それでもやってしまったとき 「ほらやっぱり!」「だから言ったでしょ!」と言いたいところですが笑

「惜しかったね〜」 「だよね〜」

など、こちらがプンプンしてる感じを出さないことが大切です。 何故ならこれから伝えようとしているときの前準備ができるからです。 「ママが怒ってる…」と思うだけで子どもの心がコチコチに固まってしまったり、その場から逃げ出してしまうかもしれません。 大切なのはその場でカッと伝えることではなく、今後に繋がるように、自分で考えてこれから気を付けて行くことができるようにすることが必要なので、まずは話をする雰囲気を作ることをしてみましょう!

何について話す(伝える)のか明確にする

「ダメ!」 「だから言ったでしょ!」 は、何かいけないことをしてしまったんだなーと言うことはわかりますが、ただ叱られただけで終わりだと右から左に流れていってしまうことも、、 そんなときは

「壊れちゃったね」 「押しちゃったね」 「こぼれちゃったね」

など、なにが起きたか伝えてあげることで子どもも自分がやってしまったことを再確認でき、さらに話を聞く準備ができます。

質問(疑問)形式で問いかけ、お願いで終わる

ここが重要なポイントです! こちらが一方的に言葉を浴びせるのではなく、子どもが自分でアウトプットできる伝え方をしましょう。 例えば

「ママ(パパ)が何お話しに来たかわかる?」 「こぼしちゃったから…」 「そうだね。じゃあどうすれば良かったかな?」 「両方のお手てで持つ、走らないで持つ」 「そうだね。よくわかったね。今日はこぼしちゃったけど、次は今言ってくれたみたいにしてみようか?」

このように伝えることで、子どもも自分でいけなかったことをアウトプットしながら再確認できるし、次にどうすれば良いかも自分で考えることができるので、一石二鳥です!

1度ではわからなかったり、日々の積み重ねなので「またか…」と親としてはかなり忍耐力が必要になる部分もありますが、生活の中でこのような場面に出くわしたとき、是非実践してみてください!

ライター/監修:chiho(幼稚園教諭二種)

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執筆者

幼稚園教諭 chiho

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