揚げものは子どもに大人気のメニューです。子どもが揚げものを食べられるようになったら献立のレパートリーが増え、毎日の食事がより楽しくなるでしょう。 しかし、揚げものはたくさんの油を使うので子どもの体に悪影響が出ないか心配ですよね。
そのような心配を解消するために、幼児食における揚げものについて詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。
揚げものは離乳食完了期を過ぎた1歳ごろを目安に与えるとよいでしょう。 特にからあげなどはよく噛む必要があるので、食べものをしっかり噛み砕けるようになり、下痢などの症状が出なければ食べることができます。
揚げものにはたくさんの油が使われており、消化機能が未熟な子どもにはまだ負担が大きいです。 そのため、離乳食が完了してから少しずつ与えましょう。 揚げものは必ず与えないといけないというものではないので、欲しがらなければ無理に与える必要はないです。
子どもに揚げものを与えるときの注意点について4つ紹介します。
一度使用した油は酸化します。 酸化した油を使うと気分が悪くなったり、下痢や嘔吐、腹痛などの症状が起こる可能性があります。 そのため、揚げものをするときは必ず新しい油を使って揚げましょう。
子どもはまだ噛む力が弱いため、食べやすい固さ・大きさにしてあげましょう。 揚げすぎると固くなるため注意してください。
市販の揚げものは大人向けなので味つけが濃く、子どもにとっては衣も固いです。 また、時間が経って油が酸化している可能性もあり、子どもの体に負担をかけてしまいます。
手作りの揚げものは味つけや衣の調整ができるのがよいところです。 しかし、市販の揚げものに頼りたいときもあるでしょう。 そのようなときは衣を少しはがす、調味料をかけないなどの工夫をしてみてください。
揚げものは子どもの消化機能に負担をかけやすく、カロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。 週に1回程度を目安に与える頻度をしっかり決めて、子どものお楽しみメニューとして食事に取り入れるとよいでしょう。
栄養バランスのよい食生活を中心にして、頻度と量に気をつけながら、子どもと一緒に楽しく揚げものを食べられるようにしましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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