【中学校の新学習指導要領】評価基準変更と英語教育の見直し

【中学校の新学習指導要領】評価基準変更と英語教育の見直し
中学校に新しい学習指導要領が導入されたのはご存知ですか?評価方法や英語教育が大きく変わり、より実践的な学びが重視されています。この記事では、そのポイントをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次

中学教育の新潮流

中学校の教育現場では、2021年から新たな学習指導要領が施行され、教育の内容や評価方法に大きな変化が見られます。

この新学習指導要領は、急速な社会変化やグローバル化に対応し、子どもたちが生きていく上で必要な「生きる力」を重視した内容になっています。

学習評価の大きな転換

以前の4つの観点からの評価が、より実践的で理解しやすい3観点へ変更されます。

これにより、知識だけでなく、それをどう活用するか、主体的に学び取り組む態度も重要な評価の基準になります。

評価の3観点

-知識・技能:基礎知識や技能をどれだけ身につけているか

-思考・判断・表現:学んだことをどう生かし、新たな問題解決へと導けるか

-主体的に学習に取り組む態度:学ぶことへの意欲や態度、そして協働する力

これらの観点から、子ども自身の学びへの関わり方、考え方が多面的に評価されるようになります。

英語教育の新たな方向性

新学習指導要領では、英語教育における大きな変更点も盛り込まれました。

特に、単語数の増加や高校レベルの内容が中学生向けに下りてきたことで、英語教育のレベルアップが図られています。

新たな取り組みとして注目される点

-単語数:従来の1200語から1600〜1800語へと大幅に増加

-実用的な表現の習得:コミュニケーション能力向上を目指し、日常生活で使える表現の学習が重視される

-文法学習:単なる知識の暗記ではなく、実践的な使い方を理解し、適切に表現できる力を身につける

英語教育においては、「使える英語」へのシフトがより明確になりました。

おわりに

新学習指導要領の導入により、中学校の教育現場は他の学校教育とともに、知識の暗記だけではない、より実践的で子どもたちの未来を見据えた指導が求められています。

今後の教育現場の変化に注目が集まります。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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