赤ちゃんが絵本と仲良くなる！月齢別絵本選びのコツ

生後すぐは「音」と「歌」で楽しもう

生み出されたばかりの赤ちゃんに最適なのは、音や歌を楽しめる絵本です。

赤ちゃんの視力はまだ発達途上ですが、耳は胎児期から発達しており、親の声を通した音の世界を楽しむことができます。

オノマトペを取り入れた絵本や、親が直接声を出して歌える童謡絵本など、赤ちゃんと親密なコミュニケーションを取る一助となる選択肢が豊富にあります。

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんは色や形をより認識しやすくなります。

この段階では、明るくはっきりとした色彩や、シンプルな図形が描かれた絵本が好まれます。

こうした視覚的要素が赤ちゃんの好奇心を刺激し、視覚発達を助ける役割も果たします。

赤ちゃんがお座りやハイハイを始め、物に触れることへの興味が高まる生後6ヶ月頃からは、ボードブック絵本がおすすめです。

ページが厚く丈夫なため、破れにくく赤ちゃんでも扱いやすいです。

さらに、赤ちゃん自身がページをめくることで、本との物理的な交流を通じて愛着を深めることができます。

赤ちゃんと絵本の世界を一緒に楽しむためには、その成長段階に合った絵本選びが鍵となります。

赤ちゃんの反応を見ながら、共に成長する絵本を見つけていく過程は、親子の絆を深める素晴らしい機会となるでしょう。

赤ちゃんが絵本の面白さに気付き、本を愛する心を育てる一歩を踏み出しましょう。

（おやこのへや編集部）