幼児期の言語発達を伸ばす絵本選びとおすすめの絵本

幼児期の言語発達を伸ばす絵本選びとおすすめの絵本
幼児期は、言語能力が急速に発達する大切な時期です。この時期に絵本を活用することで、子どもの語彙力や話す力を効果的に伸ばすことができます。この記事では、読み聞かせによる子どもへのメリットについて解説します。おやこで楽しく絵本を楽しみながら、お子さんの言語の世界を広げましょう。
目次

言葉を理解する

絵本は、幼児期における言語能力の発達に非常に大きな役割を果たします。多くの言葉があふれる絵本を通じて、子どもは自然と新しい言葉を学びます。 また、絵本を読み聞かせる過程で、子どもは耳から言葉を覚えるので、聞く力も向上していきます。 そして、繰り返しの絵本の読み聞かせで多くの言葉をインプットし、言葉の意味を知ることができます。

話す力を育てる

絵本を読み聞かせることで、子どもは単に言葉を覚えるだけでなく、話す力も育ちます。絵本を通じて聞く言葉は、文脈に沿って使われているため、子どもはそれを自然と理解し、後に自分で話す際に活用できるようになります。

そして、会話形式や感情表現が豊かな絵本は、子どもが自然とその言葉を真似したくなるものです。ぜひ、おやこで掛け合いながら、おもしろおかしく一緒に声に出してみてください。

声にする楽しさ、いつもは使わない言葉に興味をもつ、といった経験が話す力につながっていきます。

おやこの読み聞かせで得られる効果

親御さんからの読み聞かせは、子どもにとって非常に価値のある体験です。 大好きな人が自分のために、絵本を読んでくれて一緒に過ごせたという嬉しさは、子どもの心を満たします。

さらに、絵本の読み聞かせは、おやこの関係が強化されるだけでなく、さまざまな言葉や世界を知ることができます。絵本を通じた楽しい世界とのふれあいは、子どもの心の栄養となり、自己肯定感へとつながるでしょう。

おすすめの絵本

幼児期に適した絵本を年齢ごとにご紹介します。

0歳

『ぴょーん』 作・絵 まつおか たかひで

1歳

『ぼうしとったら』 作・絵 tupera tupera

2歳

『ごめんやさい』 作・絵 わたなべ あや

3歳

『ぐりとぐら』 作なかがわりえこ 絵 おおむらゆりこ

4歳

『キャベツくん』 作・絵 長 新太

5歳

『わんぱくだんのにんじゃごっこ』 作 ゆきの ゆみこ、上野 与志 絵 末崎 茂樹

6歳

『おならまんざい』 作・絵 長谷川 義史

まとめ

絵本は、子どもの言語能力を育てるために役立ちます。 言語能力を鍛えると、読み書きの基盤となりますので、将来必ず役に立つでしょう。

また、会話や感情表現が豊かな絵本は、子どもが話す力を育てる手助けをします。

ぜひ、今回紹介したポイントを参考に、おやこで楽しい絵本タイムを過ごしてみてください。 おやこの読み聞かせで、子どもは安心感を得ながら、言語能力を向上させていけるでしょう。

ライター/監修:オオイシ(・幼稚園教諭二種・保育士・ヨガインストラクター・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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