デリケートな赤ちゃんの肌を守る！スキンケア完全ガイド

赤ちゃんスキンケアの始めどき

よく「赤ちゃんみたいな肌になりたい」と言われますが、実は赤ちゃんの肌は非常に薄く、大人とは比べ物にならないほどデリケートです。

そのため、外部からの刺激に弱く、アレルゲンの侵入も容易になってしまいます。

乾燥しやすく、新生児は皮脂の分泌も少ないため、スキンケアを早いうちから始めることが、肌トラブルの防止につながると考えられます。

顔のスキンケアの基本

赤ちゃんの顔は特にデリケートな部分で、皮脂の分泌量には個所により大きな差があります。

額や鼻といった一部のエリアは皮脂分泌が多いのに対し、頬や耳たぶ周りは乾燥しやすいといわれています。

毎日の入浴で汚れを落とし、必要に応じて保湿ケアを行うことが肝要です。

赤ちゃんの機嫌が良いときに楽しみながらスキンケアをすることが、お子さんにとっても楽しい時間となるでしょう。

スキンケアのコツと工夫

赤ちゃんが動いていてもスムーズにケアできるよう、事前に必要な物を用意しておくことが大切です。

入浴後は特に、肌が乾燥しやすいので、迅速に保湿剤を塗ることが重要となります。

保湿剤は赤ちゃんの肌の状態や季節に応じて選び、乾燥が気になる部分にはこまめに塗りましょう。

これらのスキンケアの時間を、親子のスキンシップととらえ、赤ちゃんとの絆を深める良い機会とするのもおすすめです。

ワセリン使用の際のポイント

多くの家庭で使用されているワセリンですが、赤ちゃんの肌ケアに使う際には注意が必要です。

ワセリンは膜を作って保護するもので、直接水分を補う働きはありません。

そこで、ワセリンを塗る前には十分に水分を肌に与え、その後で軽く塗るのが良いとされています。

特に、乾燥しやすい部分への使用時には、水分補給を忘れずに行ってください。

おわりに

何気なく行う赤ちゃんのスキンケアですが、それは同時に親子の貴重なコミュニケーションの時間とも言えます。

赤ちゃんの肌は非常に敏感なため、ケアの際には優しさと愛情を込めて丁寧に行いましょう。

少しの工夫と注意で、赤ちゃんの健やかな肌を守ることができるはずです。

（おやこのへや編集部）