どんどん大きくなる子どもの足。「すぐに履けなくなるから」と、大きめのサイズの靴を選んだりしていませんか?
合わない靴は足のトラブルの元。
そこで今回は、スポーツショップMIZUNO TOKYOのキッズシューズ担当者に、正しい靴の選び方について教えてもらいました。
売り場で多くの子どもたちと接しているスタッフが日々大切にしているのは、きちんと測って、そして目で確かめること。 ショップ内にある計測器で足を図り、サイズや形にあった靴選びをサポートしているのだそうです。
測るときのポイントは、まず、かかとをしっかり合わせること。じつは、これが意外と見落とされがちなのだとか。
「かかとを合わせてから、足先の余裕をみます。足先の余裕は歩くために必要なもの。かかとがきちんと合っていないと、正確に測れないのです」(MIZUNO TOKYOキッズシューズ担当者・以下同)
また、試着したときに靴の中で足指がどうなっているのか、子どもに聞いてもわかりづらいですよね。ミズノのシューズの場合は中敷きが取り外せるので、取り出して足に合わせ大きさを見ているんだとか。中敷きが取り外せるタイプの靴を試す際には、ぜひ覚えておくとよいですね。
子どもの足はまだやわらかいため、合わない靴を履き続けると、足のトラブルを引き起こすことも。また、歩行が未発達のため、転倒しやすくなるなど、ケガの原因にもなります。きちんと測り、足に合うサイズを選ぶようにしましょう。
子どもの靴は何足買っていますか?じつは1足を毎日ずっと履くのはおすすめできないといいます。
「1日履いていると、靴の中は、汗やムレでかなりの水分を含むことになります。スニーカーの場合、水分によってクッション性がうばわれることもあるんです。1日履いたら、少しやすませておくのが理想ですね」
すぐに小さくなってしまう子どもの靴の場合、あまり何足も買い揃えておくのは難しいですが、コンデションを考えると2足くらい用意しておきたいもの。 1日履いたら通気性のいい場所などに干しておきましょう。やすませることで、クッション性がキープでき、よい状態で履くことができます。
靴はできればお店で試着しながら選ぶのがベストですが、便利なネット通販で購入したいという人も多いですよね。
「そんなときも、今履いているものよりもワンサイズ大きくとか、安易に考えるのはよくありません。メーカーによって、サイズのゆとりの取り方などが違うため、失敗してしまいがちです。家庭で足先からかかとまでの長さを測ってから選ぶとよいでしょう」
靴のサイズには、足幅や甲の高さなどいろいろな要素がありますが、これは履いてみないとわからないもの。まずは足の長さを測り、それを目安に購入するのがおすすめだそうです。
ただし、測るときにも注意ポイントが。
「ポイントは立っている状態で測ることです。座っているときと立っているときでは足のサイズは変わってしまいます。子どもを立たせて足の一番長い部分のサイズを測りましょう」
購入前にはきちんと測り、商品が届いたら室内で履かせてみて、合わなければ無理に履かせず、汚さないうちに返品や交換するのも大切ですね。
子どもは大人のように「つま先がきつい」とか「かかとが痛い」とか、上手に伝えることができません。でも、ぴったり合った靴をはけば、外歩きが楽しくなり、活動的になるはず。子どもの成長のためにも、改めて靴選びについて考えたいものです。
取材協力/ミズノ株式会社
MIZUNO TOKYO
MIZUNO TOKYO公式Twitter
ミズノのキッズシューズ
エディター・ライター 田久晶子
出版社勤務を経て独立。「食」に関するテーマを中心に、生活情報全般を得意分野として雑誌、webなどで活動している。また、「食育」や「歳時記」など、子どもたちに伝えたい暮らしの工夫や知恵を紹介する記事も数多く執筆している
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