スマホやタブレットなどのデジタルメディアが普及する中、子どもの「スクリーンタイム」をどう管理するかは多くの保護者の悩みの種。 保育現場の視点から、子どもとメディアとの健全な関わり方について考えてみましょう。

子どものスクリーンタイムは、できるだけ制限することが大切です。 幼児期は特に、実体験を通して五感を働かせることが発達に欠かせません。
1日のスクリーンタイムは、年齢×10分程が目安だと言われています。 例えば、3歳なら1日30分まで。 ご家庭のルールとして、スクリーンタイムの上限を決めておくと良いでしょう。
スクリーンタイムを設ける時間帯のルールも必要です。
食事中や寝る前の使用は避けたいもの。 「17時から30分だけテレビを見る」など、生活リズムを乱さない範囲で時間を決めましょう。 子どもが約束を守れたら、きちんとほめることを忘れずに。
メディアとの付き合い方を、子ども自身が考えられるようになってほしいですね。

子どもにメディアを与えるときは、保護者も一緒に使うようにしましょう。 子どもが見ている動画の内容を一緒に確認したり、アプリで遊ぶときは隣で見守ったり。
メディアを通しておやこでコミュニケーションをとることが、有意義な使い方につながります。 大人が一緒に使う姿勢があれば、子どもも自然とルールを守れるようになるはずです。
育児の悩みを抱えているときに、つい子どもにスマホを与えてしまう保護者も多いかもしれません。 でも、それはあくまで一時的な解決策。
子どもをメディアに頼りすぎないよう、気をつけることが大切です。 メディアに頼る前に、子どもとコミュニケーションをとる時間を作りましょう。
何より大切なのは、子どもとのかけがえのない時間です。それを忘れないでくださいね。
メディア利用のルールは、子どもの年齢や理解度に合わせて柔軟に変えていくことも必要です。 小さいうちは厳しく制限しても、成長に合わせて少しずつ緩めていくのがおすすめ。
子どもの様子を見ながら、その都度ルールを見直していきましょう。 一方的に決めるのではなく、子どもの気持ちにも耳を傾けてあげてください。
子どもと一緒に、メディアとの向き合い方を考えていけたらさらに良いですね。
子どもとメディアとの付き合い方、難しく感じるパパやママも多いかもしれません。 スクリーンタイムを制限し、使う時間帯を決めること。 保護者も一緒に使いながらコンテンツ内容をチェックしてみてください。
子どもの状況に合わせて、柔軟にルールを変えていくことも大切ですね。
保育士の立場から見ても、子どものメディア利用には保護者の関わりが欠かせません。 むやみに制限するのではなく、むしろ子どもとの対話を大切にしながら、一緒に向き合うことが大切です。 そしてそれが、子どもにとっての健全なメディア利用につながっていきます。
ご家庭に合った方法を、ぜひ見つけていってください。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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