子どもの食環境において7つの「こ食」が問題視されており、7つの「こ食」には孤食・個食・子食・小食・固食・濃食・粉食があります。 今回はそのなかでも「孤食」について詳しく解説します。
孤食とは1人で食事をすることで、孤独を感じるような寂しい食事のことを指します。 とくに子どもや高齢者にとっては、孤食が健康や発達に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
核家族化や共働き家庭の増加などが、孤食が増えた主な原因とされています。 各家庭それぞれに事情があるかと思いますが、子どもの成長のためにも、できるだけ家族みんなで食卓を囲めるようにしたいですね。
孤食は子どもにさまざまな影響を与える危険性があります。 ここでは、孤食が子どもに与える影響を4つ紹介します。
1人で食事をすると好きなものばかりを選んで食べる傾向があり、栄養バランスが偏りがちです。 栄養バランスが崩れると成長期に必要な栄養素が不足し、子どもの発達に影響を及ぼす可能性があります。
子どもは家族と一緒に食事をすることで、食事マナーを自然に学びます。 しかし、1人で食事をする「孤食」の場合は、食事マナーを教えてくれる人がいません。
そのため、正しい食事マナーを身につける機会がありません。 正しい食事マナーを学ばないまま大人になると、食事のときにお相手に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。

家族で食卓を囲むと自然と会話が生まれますが、孤食では会話をする相手がいません。 そのため、コミュニケーション能力が発達しにくいのです。
孤食はコミュニケーション能力を育む機会を奪い、孤独感やストレスを感じやすくなります。
孤食によって起こる栄養バランスの偏りから、将来の生活習慣病のリスクが高まります。 偏った食事は肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を引き起こす可能性があるため、子どものころからバランスのいい食事を心がけることが大切です。
家族と一緒に食事をすることで健康的な食習慣を身につけることができ、将来の生活習慣病のリスクを減らすことができます。
孤食は心身ともに影響を与えます。 各家庭の事情で難しい場合もあるかもしれませんが、意識して食卓を囲む機会を増やせるといいですね。
ライター/監修者:haya(管理栄養士)
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