保育園・幼稚園のご飯を全然食べない子どもへ|ママができる5つの働きかけ

保育園・幼稚園のご飯を全然食べない子どもへ|ママができる5つの働きかけ
「うちの子、保育園・幼稚園のご飯を全然食べないの…」よく聞くお悩みです。給食の時間を乗り越えるための、ママにできる5つの働きかけをご紹介。明日からの給食が子どもにとって「楽しい時間」と感じられるように、一緒に子どもの食への興味を育んでいきましょう。
目次

「保育園のお迎えのときにいつもご飯を残したって言われる」「幼稚園の先生から、給食の時間にほとんど食べないと聞いて心配」子どもが保育園や幼稚園の給食を全然食べないと知ったら、ママは戸惑ってしまいますよね。

どうしたらいいの?と不安になる気持ち、よくわかります。 子どもの「食べない」気持ちに寄り添いながら、給食への興味を引き出す働きかけ方をアドバイスします。

ママができる5つのポイントを押さえて、一緒に給食タイムを乗り越えていきましょう。

1. 園での様子を先生に具体的に聞く

まずは、保育園や幼稚園の先生とよく話をして、園での食事の様子を具体的に聞くことから始めましょう。

「いつ頃から食べる量が減ったんですか?」「苦手なメニューや食材はありますか?」と、状況をできるだけ細かく教えてもらうことが大切です。

先生からの情報は、家庭での食事作りのヒントにもなります。 例えば、苦手な食材を控えめにしてみたり、園で人気のメニューを取り入れてみたり。

先生と連携しながら、家でのサポート方法を考えていけると良いですね。

2. 無理強いはNG!子どもの話も聞く

まずは子どもの給食後に「今日の給食何が出たの?」と聞いて、話してくれそうなら、その話をよく聞いてあげましょう。「おいしかったものある?」「苦手だったものもあったんだね」と、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。

もし給食の時間をイヤイヤしながら過ごしていたら、「食べなさい」と言っても逆効果になってしまうでしょう。 まず大切なのは話を聞くことです。

3. 園の給食メニューを家庭の食卓につなげる工夫

保育園や幼稚園の給食は、家庭のご飯とは少し違うので、子どもは戸惑ってしまうこともあります。 だからこそ、園の給食と家庭の食事をつなげる工夫が大切なんです。

例えば、給食だよりを見ながら「今日は○○が出るんだって!楽しみだね」と子どもと一緒に話したり、給食のメニューを参考にして家でも同じような料理を作ってみてもいいでしょう。 そうすることで、子どもも給食への親近感が湧いてくるはず。

「これ、昨日幼稚園で食べたやつと同じだ!」なんて嬉しい発見があれば、もっと給食を楽しみにしてくれるかもしれません。

4. 子どものペースでゆっくりと。焦らず見守る。

子どもの「食べない」という悩み。ママを不安にさせますし、つい焦ってしまいますよね。

でも、何より大切なのは、子どものペースに合わせてゆっくりと向き合うこと。

一口でも食べられたら褒めて、食べられなくても責めない。 子どもの小さな成長を喜びながら、ゆっくりと食への向き合い方を見つけていけたらいいなと思います。 完璧を目指さなくていいんです。

ママが子どもの味方でいることが、何より子どもの心強い支えになります。

5. 先生やパパとも協力して、子どもの成長を喜び合おう

給食の悩みは、ママ一人で抱え込まないでください。 保育園や幼稚園の先生、そしてパパとも協力しながら、見守っていきましょう。

先生からのアドバイスをヒントに献立を工夫してみたり、パパにも給食の話を共有して子どもを褒めてもらったり。 みんなで子どもの成長を喜び合えたら、それが子どもにとって何よりの励みになるはずです。

おわりに

子どもの食への興味は、すぐには芽生えないかもしれません。 だからこそ、ママが今日からできる5つのポイントを大切にしながら、子どものペースに寄り添って向き合っていきたいですね。

「給食、今日は全部食べられたんだって!すごいね!」。 そんな会話が、子どもとママの間で交わされる日が必ず来ます。

ママが味方でいること、それが何より子どもの心強い支えになることは忘れないでください。

ライター/監修者:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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