豆乳は子どもの成長に必要なたんぱく質や鉄が含まれており、栄養価が高い飲み物です。 たんぱく質は体を作り、鉄は貧血予防に役立ちます。
子どもが豆乳を飲める月齢になったら、ぜひ取り入れてみてくださいね。

豆乳は離乳食初期(生後5〜6ヶ月)の後半から、離乳食の食材として少量なら使うことができるとされています。ただし、加熱をせずにそのまま飲み物として与える場合は、離乳食完了期(生後12〜18ヶ月)以降にしましょう。
豆乳を料理に使うとまろやかになり、食べにくい青菜などを入れても子どもが食べやすい風味になるので、ぜひ試してみてくださいね。
豆乳は栄養価が高い飲み物ですが、子どもに与えるときには注意点があります。
ここでは、豆乳を与えるときの注意点を3つ紹介するのでぜひ参考にしてください。
豆乳には砂糖などが加えられて飲みやすくされた「調製豆乳」と、砂糖などが入っていない「無調整豆乳」があります。
特に離乳食では、砂糖などの余計な添加物が入っていない無調整豆乳を選びましょう。 無調整豆乳は素材そのものの味を楽しむことができますよ。
豆乳は大豆からできているため、大豆アレルギーを発症する可能性があります。 そのため、初めて与えるときは少量から始めてください。
万が一アレルギー反応が出てしまったときはかかりつけの病院にすぐに行けるように、平日の午前中などに与えると安心です。
マグネシウムの過剰摂取は下痢を起こしやすいといわれています。 豆乳にはマグネシウムが豊富に含まれており、飲み過ぎると下痢を引き起こす可能性があります。
そのため、適量を守り、与えすぎないようにしましょう。
離乳食初期は25ml、中期は30~40ml、後期は45ml、完了期は50~55mlを目安にしてください。 また、3歳ごろまでは、1回100mlを目安に与えるとよいでしょう。
豆乳は栄養価が高いため、日常的に取り入れたい飲み物です。
さまざまな料理に使えてアレンジもできるので、子どもが豆乳を飲めるようになったら、注意点に気をつけながらおやこで楽しみましょう。
ライター/監修者:haya(管理栄養士)
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