幼稚園や保育園のお弁当作り、パパッとバランスよいおかずのお弁当が作れたらよいですが、実際は、忙しい朝に時間との戦い!子どもが完食してきてくれないと悲しいので、おかず選びも悩みますよね。
そこで、日頃お弁当を作っている「おやこのくふうメイト」のみなさんに、お子さんが"楽しく完食してきてくれる"ためにしているお弁当作りの工夫を教えてもらいました!
マネしやすく、すぐに取り入れられるアイデアをご紹介。リアルなお弁当作り体験談がとっても参考になりますよ。
「キャラクターもののかまぼこなどを1つ入れたり、にんじんをハートにしたり、かわいいピックを刺したりしています。おにぎりなどのリクエストがあれば応えています」(4歳女の子のママ)
写真提供:anna_no_ouchiさん
▲この日も完食!の、花びら型のハム&白ごまの混ぜご飯のお弁当。
冷凍食品を活用したコロッケ、卵焼きにブロッコリー、ミニトマト、そしてすみっこぐらしのかまぼこに大喜びの娘さんだったとか。
「本人の希望で量を少なくとのことでフルーツ用タッパーに詰めています。赤黄緑が入るようにしていますが、ないときは"ピックなどで色を足すのもOK"がマイルールです。
またラップにソースやケチャップを包んでゴムで縛り、ピックで刺してピューッとかけるやり方が好きなのでよくやっています」(8歳女の子のママ)
「一番は衛生面で、しっかり火を通すとか、汁けのない物を入れるようにしています。
完食してもらうためには量の調節。今はコロナ禍でお弁当の時間が短いので、30分で食べ切れる量を入れています。また、初めてのものは事前に食べてくれるか試してから。突然目新しいものがあると警戒して食べないので!
毎日おにぎりアレンジなので、娘にどんなのがいいか聞いて、2、3日分のレイアウトを絵に描いて見せたりしています。絵があると朝にバタバタしなくて済むのでオススメです」(4歳女の子のママ)
写真提供:ma_ki813さん(以下2点)
▲ハムスターをイメージしたゆかりおにぎり、たらのカレーチーズピカタ、かぼちゃコロッケ、ズッキーニソテー、ブロッコリー、デーツのお弁当。
ズッキーニが大好きな娘さん。春夏は緑を添えるのに大活躍していましたが、秋冬はどうしようか悩むそう。
▲ゆかりおにぎり、厚揚げの照り焼き、ほうれん草の卵焼き、蒸しかぼちゃ、ブロッコリー、ドライあんずのお弁当。
栄養価の高いドライフルーツは、水けも出ないし、ちょっとしたすき間を埋めるのに重宝しますね!
「冷めてもおいしいように曲げわっぱのお弁当箱を使用しています。
特別な工夫はしていませんが、アンパンマンポテトやウルトラマンのピックなど、好きなグッズを使用することもあります」(5歳&3歳の男の子のママ)
写真提供:_____ganchanさん
▲年長さんのお弁当。この日のおかずは、ささみフライ、小松菜のお浸し、ジャーマンポテト。
小麦アレルギーのため、ささみフライの衣はプレーンのコーンフレークをつぶしたものを使っているそう。
「年少児(3歳半)で、基本的にスプーンや箸で取りやすい形状、サイズにしています。
100均で売っている振るタイプの一口サイズのおにぎりメーカーを使っています。ご飯を詰めすぎると食べづらいので、わが子にピッタリの一口サイズにするために、いつも家で子どもがスプーンですくっているくらいの量を入れることを心がけています。
園ではピックなどの使用が禁止されているので、自分に負担にならない程度のデコ弁にしています。
薄焼き卵をお花型で抜いておにぎりにのせ、真ん中にケチャップちょんするだけ、とか、『キャラフル』というキャラクターやお花などの形をしているふりかけをブロッコリーに乗せて木に花が咲いてるように飾ったり。
『6色の野菜ふりかけ』が鮮やかなピンクやオレンジ、紫、緑などのふりかけが入っているので、それらをピンセットでちょこちょこ配置させたりしてカラフルさを意識しています」(3歳女の子のママ)
写真提供:fait_main_tomさん(以下2点)
▲おにぎりとコロッケ、どちらもお子さんに合ったひと口サイズ。コーンソテーが入っているシリコンカップとコロッケにトッピングしている星がリンクしていてかわいい!
▲サンドイッチもくるくる巻くタイプのひと口サイズに!ハンバーグにはレンチンしたにんじんをウサギ型に抜いて飾っているのがポイント。
***
みんなのお弁当の写真は、「なるほど、その手があったか!」とおかず選びの参考になりますね。
からっぽのお弁当を持って元気に帰ってきてくれることが、一番うれしいもの。
忙しい朝のお弁当作りは大変ですが、うまく紹介したアイデアも参考に、楽しくのりきってくださいね。
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