赤ちゃんが初めてスプーンを使い始めるとき、その持ち方は大人のそれとは大きく異なります。
最初は手探り状態で、スプーンを握る力もまだ十分ではありません。
多くの場合、上からスプーンの柄を握る「上握り」が見られますが、これは赤ちゃんの発達段階の一部です。
成長とともに、約3歳頃には大人のような「鉛筆持ち」に近づくことが期待されます。
赤ちゃんにスプーンをもたせることで、食べ物に興味を持たせ、自立心を育んでいきます。
生後6ヶ月頃から、少しずつスプーンやフォークに触れさせることで、食べる楽しみとともに、自己発達のきっかけを提供しましょう。
最初は食べ物をこぼしてしまうこともありますが、これも上達への大切な過程です。
赤ちゃんがスプーンを持つ力がついてきたら、じょじょに正しい持ち方へと導いていきます。
以下はそのための簡単なステップです。
ピストル形状を形成:親指と人差し指、中指でピストルの形をつくり、その形でスプーンを持つ練習をさせます。
スプーンをセット:その際、スプーンの柄を中指の上に置き、親指と人差し指で支えます。
握りを固める:正しい位置でスプーンを持てたら、他の指も添えて握りを固めます。
指の筋力をつけるために、粘土遊びや指先を使うおもちゃも有効です。
スプーンの持ち方を変えることに抵抗を示す子どももいます。
そんなときは焦らず、以下の対応を試してください。
握りやすいスプーンの使用:滑り止めが付いているものや、子どもの手にフィットする形状のものを選びましょう。
好きな食べ物で練習:子どもが好きな食べ物を使って、楽しく練習させると良いでしょう。
ポジティブな強化:正しい持ち方で食べられたときは、ほめて積極的なフィードバックを与えましょう。
子どもが自ら食事を楽しめるようになることは、成長の大切なマイルストーンの一つです。
正しいスプーンの持ち方は、食事だけでなく、将来的に箸を使うことへの基盤も築きます。
親としては、焦らず、子どものペースに合わせつつ、正しい持ち方への導き方を続けていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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