赤ちゃんの言葉の発達は、生まれてすぐの新生児期から始まります。
この時期、赤ちゃんは主に泣き声で自分の欲求を伝えますが、実はこの泣き声も言葉を習得するための大切な第一歩になっています。
生後数ヶ月で、笑顔を見せたり、クーイング(喃語)と呼ばれる声を出し始め、これらは社会的なコミュニケーションの基本形となります。
この時期に赤ちゃんと目を合わせて話しかけること、笑顔を返すことが、言葉の習得への素地を作ります。
赤ちゃんがおよそ10〜12ヶ月になると「マンマ」「パパ」などの簡単な言葉を発するようになります。
この段階では、身振り手振りやアイコンタクトといった非言語的な方法も併用しながら、意図的に自分の思いを周りに伝えようとします。
この時期には、赤ちゃんが興味を持った物を一緒に見て「これはボールだよ」と名前を教えるなど、具体的な物の名前とそれを指す語句を結びつけるサポートが効果的です。
生後12ヶ月から16ヶ月の間に、一語文の使用が見られるようになり「ボール!」「ミルク!」などと、欲求や関心を一単語で表現するようになります。
そして、生後18ヶ月頃からは、二語文を使って簡単な命令や質問を行うようになります。
「ママあそぼ」「ミルクちょうだい」などです。
言葉を通じたやりとりが増えるこの時期には、赤ちゃんの話をじっくり聞いて、適切な反応を示すことが大切です。
また、絵本の読み聞かせやわらべ歌などを通じて、自然と言葉に親しむ機会を多く持つことがおすすめです。
1歳半を過ぎた頃から、赤ちゃんの語彙は急速に増加し始めます。
この時期の子どもは、言葉でのコミュニケーションの楽しさを日々発見していきます。
「これなあに?」と周りに質問を投げかけたり、新しい言葉を覚えては使ってみたりと、語彙が爆発的に増えるこの時期は、言葉の発達を促す絶好のチャンスです。
日常のさまざまな場面で赤ちゃんに話しかけ、新しい語彙を紹介していくとよいでしょう。
赤ちゃんの言葉の発達は、生後間もなくから幼児期にかけて徐々に複雑な形へと進化していきます。
この成長過程で、親御さんができることは、愛情を持って赤ちゃんの発する言葉に耳を傾け、適切な反応を返すことです。
赤ちゃんの言葉の成長を、共に楽しんでください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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