テーマは「一生」!ミミズから宇宙まであらゆるものの生と死をたどる図鑑が新登場。地球環境の大切さを知るきっかけにも

テーマは「一生」!ミミズから宇宙まであらゆるものの生と死をたどる図鑑が新登場。地球環境の大切さを知るきっかけにも
生き物など自然が好きな子どもにぴったりな、斬新な視点の図鑑『自然の一生図鑑』(誠文堂新光社刊)が2021年10月19日(火)に発売されます。「一生」がテーマになった図鑑はそう見かけませんが、どんな内容なのでしょう?
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「図鑑」といえば動物や植物の大きな写真と説明がたっぷり掲載されたイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
2021年10月19日(火)に発売される『自然の一生図鑑』(誠文堂新光社刊)はそんなこれまでの図鑑のイメージとはちょっと違うコンセプトで作られています。

タイトルにもあるとおり、テーマは「一生」。小さな昆虫から宇宙まであらゆるテーマのはじまりからおわりまでを解説する図鑑です。

図鑑に掲載されているのは昆虫から山や川、宇宙まで。もちろん私たち“ヒト”も含めた全60種類。
見開き2ページ完結で、あらゆるものが生まれてから死ぬまでがイラストで描かれています。

成長の過程にあわせて矢印が引かれており、小さな子どもでもぐるぐるなぞりながら直感的に成長をイメージすることが可能。
どのページからでも読み始められますが、全部読み終わる頃には地球上のあらゆる生き物や自然がつながっており、絶妙なバランスで保たれていることが理解できるでしょう。

生き物のページではイモムシやオタマジャクシなど身近な自然の中にいる昆虫が多く紹介されていますが、私たちが大人でも知らないような知識がたっぷりと収録されているのもポイント。
たとえばミミズは土の中でどんな生活をしているのか?クモはどうやって求愛行動をするのかなどなど…単に成長の過程の姿だけではなく、求愛や出産、子育てなどライフサイクルにまつわる情報が掲載されているのも楽しい限りです。

こちらのページでは「タツノオトシゴ」のライフサイクルがテーマ。
ページ右上にはオスのお腹から出てきた稚魚を食べるために待ち構えている他の魚のイラストも載っており、まさにハラハラドキドキのドラマが見開きで繰り広げられているんです!

自然環境のしくみもわかる

生き物だけでなく、自然環境のサイクルもたっぷり。
山の中で川が生まれて海に流れるまでの物語や、竜巻の発生から消えていくまで。大人でもちょっと詰まってしまうようなテーマでもわかりやすく解説されています。

SDGsを学ぶきっかけにも

本の最後には、ヒトが地球環境を守るよう行動すれば、他の生き物のライフサイクルを守ることができることがはっきり明記されています。
私たち人間も自然のサイクルの中で生かされており、私たち次第でそのバランスを崩すことも元に戻すこともできることを理解することで、今注目されているSDGsへの関心も高まりそうです。

ちなみにこちらの図鑑は2020年9月に英国で発売されてすぐ大評判になった絵本で、日本語版監修は、国立科学科学博物館前館長の林 良博先生が担当しています。
キラキラしたカバーになっているので、子どもにとっても親しみやすいデザイン。生き物など自然に興味がある子どもへのクリスマスプレゼント候補にしてみてはいかがですか?

【目次】
自然界のさまざまな「一生」を知ろう!
宇宙 宇宙/恒星/太陽系/月/彗星
地球 大陸/岩石/化石/山/火山/水/竜巻/川/氷山/炭素/地球の生命の歴史/アメーバ
植物と菌類 胞子から種子へ/キノコ/ジャイアント・セコイア/ココヤシ/ラン/タンポポ/ナラ/ハエトリグサ/ラフレシア
動物 タコ/サンゴ/ミミズ/クモ/アリ/チョウ/トンボ/カマキリ/水の生き物/サメ/サケ/タツノオトシゴ/カエル/恐竜の歴史/恐竜/翼竜/ウミガメ/ヘビ/トカゲ/ペンギン/アホウドリ/ツバメ/ニワシドリ/イルカ/カンガルー/世界はつながっている/シマウマ/ホッキョクグマ/ハダカデバネズミ/コウモリ/オランウータン/人間の歴史/人間/人間が地球の生き物にあたえる影響
用語集 さくいん

『自然の一生図鑑』
監修:国立科学科学博物館顧問 林 良博
発行:誠文堂新光社
定価:2,970円(税込)
発売日:2021年10月19日(火)

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