コロナ禍で外出時の手洗いや消毒が当たり前の生活になりましたが、トイレで手を洗った時、ふと「石鹸がない!」ということ、ありませんか?
そんな時のために携帯用のフィルム石鹸などが各メーカーから発売されていますが、お店で売り切れていたり、外出のためだけに買い足すのはちょっと面倒…と思ってしまったり…。
実は私編集部Aも以前、携帯用のフィルム石鹸が売り切れていて困っていた一人。
それならばと自作したのが固形石鹸で作る「携帯用石鹸」。これがとっても便利で使い続けているのですが、どうやらSNSでも人気のようです。
今回は携帯用石鹸の作り方と、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを解説します!
携帯用石鹸の作り方は2つ!ずばり、すりおろして粉末状にするか、削るか。
まずは削って粉末状にする方法からご紹介します。
準備するのはこちら。
作り方はカンタン!ずばり、おろし金で固形石鹸を削るだけ! 粉を保管する用のケースを下に置き、どんどん削っていきましょう。石鹸が細かい粉になって下にパラパラと落ちていきます。 保管用なので気になる方は手袋を装着してしっかり固定しながら削りましょう。
できあがった子な石鹸はこちら。
水で擦るとすぐに溶けそうなくらい細かくできました。
粒度はおろし金によって変わります。
十分な量の粉を削れたら、紙に移して慎重にPP容器に入れましょう。
折り目をつけた紙で移すとスムーズに入れられますよ。
持ち運ぶ時はこんな感じ。
あとは外出時に手を洗う際は手に一振りするだけ。
1回振りかけるだけで泡立ちもしっかり。 少なくなってきたらケースから再度移し替えて使用しましょう。
準備するのはこちら。
こちらは石鹸を削って1回分をフレーク状にする方法。 石鹸の角の部分からピーラーで2、3cm削り取っていきます。
こちらは1片が1回分。粉と違って風で吹き飛ばされたり落ちても掃除がしやすいのがメリット。 ある程度削ったら100円ショップなどで売っているチャック付きケースに入れて持ち運ぶと便利です。
1片を取り出し手を洗えばこのとおり。泡立ちも良好です♪
2種類の携帯用石鹸の作り方についてご説明しましたが、ズバリどちらの方がおすすめか?と聞かれると……親子で使うなら粉末状の方がおすすめ!
削って作るフレーク状のいいところは1回分がわかりやすく、なんといってもすりおろして作る場合に比べると作業が楽な点。
一方で、手を洗う時に粉末より大きい分全部溶け切るのに少し時間がかかってしまいました。
子供に手を洗わせると石鹸が溶けきるまでゴシゴシ洗ってくれず途中でやめてしまうかもしれません…。
また、石鹸の硬さによってはフレーク状に削れず、粉状になってしまうものも。
粉末状にする時に使ったこちらのミューズの石鹸はピーラーで削ると粉々に…。少し古かったのが原因かもしれませんが、全ての石鹸に使える方法ではないことは覚えておいた方がいいかもしれません。
粉末状にした携帯用石鹸は、すりおろす作業こそやや面倒ですが、水で濡らせばすぐ溶けて十分に泡立ちますし、前に述べたように石鹸の種類を選びません。 また、フレーク状の場合は収納しているバッグに力がかかるとボロボロに崩れる可能性がありますが、粉末状ならその心配も無用ですね。
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好みによって分かれる部分もありますが、自宅で作っておけば外出先で石鹸がなくても困る!なんてことにはなりませんし、なにより経済的! ぜひ試してみてくださいね!
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