子どもたちのデジタルスキル向上を目指して~PISA調査から考える~

子どもたちのデジタルスキル向上を目指して~PISA調査から考える~
近年、子どもたちの学力や実生活での対応力を測るPISA調査に関心を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。日本の生徒は一定の成果を上げているものの、読解力やデジタルスキルに関する課題も指摘されています。この記事では、PISA調査の概要、日本の生徒の成績と課題、そして家庭でできる対応策について紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次

PISA調査の概要と目的

PISA(ProgrammeforInternationalStudentAssessment)とは、経済協力開発機構(OECD)が主導する国際的な学習到達度調査で、3年ごとに世界の15歳の生徒を対象に実施されています。

2000年のスタート以来、最新の知識や技能をどれだけ活用できるか、実生活での対応力を中心に測定しています。

日本も毎回参加しており、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーが評価の対象となっています。

日本の生徒の成績と課題

最新のPISA2018では、日本の生徒は科学的リテラシーで高い成績を収めていますが、読解力のスコアにおいては以前に比べていくつかの課題も浮かび上がっています。

特に、コンピューターを使用した問題解決では、コンピューターとの親和性が低いことが指摘されています。

日本の子どもたちにはデジタルデバイスを操作する機会が少なく、コンピューターに対して不慣れな面があります。

改善策と家庭での対応

この課題に対して、教育現場ではプログラミング教育の導入やICT活用の推進が図られ始めています。

しかしながら、学校教育だけでなく、家庭でも子どもたちがコンピューターやデジタルデバイスと自然に触れ合える環境を整えることが重要です。

例えば、家庭での学習にタブレットを取り入れたり、プログラミングを学べるアプリを利用してみるのも良いでしょう。

日常生活の中でデジタルツールを活用することで、子どもたちのデジタルスキルの向上につながります。

おわりに

PISAの結果は、日本の教育における長所と短所の両面を示しています。

特にデジタルスキルの向上は、これからの社会で生きる子どもたちにとって欠かせない能力です。

家庭と学校が連携し、子どもたちがデジタル社会で活躍できる力を育むことが求められます。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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