【100均おうちモンテ】大人気「セリア」の紙テープで"モンテッソーリ教育"ができる!指先と頭をフル回転させる遊び方とは
モンテッソーリ教育とは、イタリアのマリア・モンテッソーリ博士が考案した"子どもは自ら学び育っていく力がある"という考えに基づいた教育法。感覚や数、日常生活につながる「お仕事」と呼ばれる活動を通して、積極性や集中力が身につくとされ、近年注目されています。
そんなモンテッソーリ教育、専門の教室や専用の教具でなくても、自宅でおやこの遊びに取り入れることができます。それは"おうちモンテ"と呼ばれ、SNSでさまざまな方法が発信され、人気を集めています。
2021年は「おやこのくふう」でもたくさんの"おうちモンテ"の記事を公開してきました。その中から、閲覧数が多かった人気記事上位5つをご紹介します。
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モンテッソーリ教育では手指を使った「お仕事」が多くあります。手や指先を使って細かい作業をすることで巧緻性(こうちせい/器用さのこと)が育まれるほか、集中力が身につき、何かを作り上げることで成功体験も積むことができるのです。
そのひとつが「折る」「編む」お仕事。毛糸を使った「編む」動きに入る前には、まず紙を折ったり編んだりするのがおすすめです。
それにぴったりなのが、セリアの紙テープ「LUCKY STAR(ラッキースター)」。このラッキースターを使ってカラフルで見た目にも楽しい三つ編みにチャレンジ!
やり方はとっても簡単で、ラッキースター3本の端を貼り合わせた土台を作ったら、外側から左右順番に折り込んでいくだけ。順序と法則性を覚えたら子どもも一人で取り組むことができます。
きれいに編むことよりも"編む"という作業自体を楽しみながらやってみてください。
*写真のように紙の白い面が出ないように編み進めたい場合は、まず2枚のラッキースターを色面が外側になるように貼り合わせてから始めてください。
▼ラッキースターを使った「三つ編み遊び」をチェック!
続いては、手指を使った作業に「色」の認識もプラスして、子どもの集中力をぐっと引き出す"おうちモンテ"遊びです。
色のついたストローと、綿の部分に色を塗った綿棒を用意します。そして同じ色のストローに綿棒を通していくだけ。
シンプルな作業ながら「できた!」がわかりやすいので、子どもは何度も繰り返しやりたくなります。遊びの中で静かに集中する時間を作り、メリハリをつけたいときにもおすすめです。
▼ストロー綿棒通しについてくわしくはこちらへ!
ペタペタシールを貼りたがったら、モンテッソーリ教育でいう貼ることへの敏感期かもしれません。子どもはこの「貼る」お仕事が大好き!モンテッソーリ教育では、まず大きめのシールを自由に貼ることから始め、徐々に小さなシールを指定の場所にきれいに貼れるように、さらにのりを使って貼る、という動きに進めていきます。
シール貼りは台紙からシールを「はがす」こと、目的の場所にきっちり「貼る」という動作で手指の巧緻性やコントロール力が育まれ、集中力も高まります。
そんなシール貼りにおすすめ!「clickclackシール貼りセット」は、小さな子どもから楽しくシール貼りができる注目の教材です。
さまざまなイラストのかわいい台紙とカラフルな丸いシールのセットで、色の選び方や貼るスピードなど、子ども自身が自由に想像してさまざまな楽しみ方をすることができます。
▼「シール貼りセット」の体験レビュー記事はこちら♪
何気なく生活で使っている洗濯ばさみですが、実はモンテッソーリ教育の「はさむ」お仕事ができる万能アイテムなんです。洗濯ばさみをつまむには親指・人差し指・中指にしっかり力を込めなければならず、少々コツがいるもの。
遊びの中で繰り返し使うことで、つまむ動作や目と手の協応動作が身につきます。
たとえば、同じ色同士の洗濯ばさみを選んではさみ合う"マッチング遊び"や、順番につなげていく遊びなど。
特別な工作をしなくても洗濯ばさみだけで、子どもがぐっと集中して遊びます。そのほか、金具の輪の部分をつなげて遊んだり、バランスを崩さないように2人で順番に挟み合う"バランスゲーム"、そして想像力を育む自由な構成遊びもおすすめです。
▼こちらの記事で洗濯ばさみ遊びをくわしく紹介!
こちらも「編む」お仕事から。モンテッソーリのお仕事では、三つ編みなどができるようになったら、編み機を使った"リリアン編み"でマフラーなどを編むことも。
使うのは、牛乳パックなどを使った簡単に作れる"編み機"。割り箸を組み合わせて作った編み機に毛糸を絡ませて編んでいきます。
まず編み機の土台となる牛乳パックの上部と下部側面を切り取り、割り箸を等間隔に貼り付けます。割り箸の先に色をつけたりマスキングテープを巻いたりすると子どもにも順番がわかりやすくおすすめです。毛糸を割り箸に順番に絡め、かかっている毛糸をつまんでまた割り箸にかける。この動作の繰り返しで一段ずつ編んでいきます。
手順は簡単で、慣れれば4歳〜5歳ぐらいの子どもから楽しむことができます。
毛糸の太さや色、編み目のきつさを調節すれば雰囲気のちがう個性的なマフラーを編むこともできますよ。自分で作ったマフラーを身につけられるのも子どもにとってうれしいポイントです。
▼牛乳パックマフラーの詳しい編み方はこちら!
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いずれも指先をしっかり使ってじっくり集中できそうな"おうちモンテ"遊び。
親子で一緒に取り組めば、コミュニケーションも生まれます。年末年始のおうち時間にぜひ取り入れてみてください!
ライター 西方 香澄
徳島で生まれ育ち、大学進学を機に神戸へ。養護教諭・児童発達支援など教育に従事したのち独学でライティングをはじめる。夫・1歳になった娘とクリエイティブな毎日をつくるため、現在デザインも勉強中。
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