好奇心の芽を摘まない「危ない・ダメ」の言葉を工夫する考え方

好奇心の芽を摘まない「危ない・ダメ」の言葉を工夫する考え方
「あっ、危ない!」「それはダメ!」 つい口に出てしまう言葉が、実は子どもの探求心を奪っているかもしれません。 ときには、言葉を変えるだけで、好奇心を育むことにつながる場合があります。 子どもの可能性を広げる、制止の言葉への考え方を紹介しましょう。
目次

子どもの好奇心は尽きることがありません。 でも、ときにそれが危険を伴うこともあるのです。

ふだん子育てをしていると「危ない!」「ダメ!」と言わざるを得ない場面はとても多いですよね。 しかしながら、その言葉が子どもの探究心を萎えさせてしまってはもったいない。

ここでは、子どもの探究の芽を摘まずに、上手に制止する方法を5つ紹介します。

1. 理由を添える

単に「ダメ」と言うのではなく、なぜいけないのかを説明することがとても大切です。 「熱いからやけどするよ」「高いところから落ちたら痛いからね」など、子どもにも分かる言葉で理由を伝えましょう。

納得できる説明があれば、子どもの探究心を削いでしまうのではなく、別の方向に向かったり学びにつながっていくはずです。

2. 代替案を提示する

「それはダメだけど、こっちならいいよ」と、別の選択肢を示してみましょう。 例えば「包丁は危ないけど、こっちのスプーンを使ってみようか」などリスクを抑えて挑戦できる環境を整えてあげましょう。

禁止されるよりも、子ども自身が選べるようにすることで、探究心を保ちやすいものです。

3. 子どもの目線に立つ

大人の目には危険に見えることでも、子どもにとっては興味津々の対象かもしれません。 子どもの目線に立って、何に惹かれているのかを理解することが大切です。

「〇〇が気になるんだね」と共感を示せば、子どもは受け止めてもらえたと感じられるでしょう。 その上で、許容できる範囲なら見守ってあげてください。

本来、人はリスクがあることやトラブルを経験することで多くのことを学びます。 事前に危険を排除しすぎることで本来必要な学びを削いでしまうことにもつながるでしょう。

4. 肯定的な言葉を使う

「触っちゃダメ」よりも「そっとしておこうね」、「駄目だよ」よりも「今はまだ早いかな」と、否定ではなく肯定的な言葉を選ぶことを心がけましょう。 子どもの行動を全否定するのではなく、タイミングや方法を変える提案をすることで、探究心を尊重する姿勢が伝わります。

5. 一緒に探検する

子どもの探究心を満たすには、冒険を経験させることも非常に効果的です。 「一緒に探検に行こうか」と誘って、暗くなっているところを一緒に歩いたり、高い木に登るチャレンジを促したり、まだ出会っていないものに出会う経験を積極的にしていきましょう。

子どもの好奇心に寄り添い、一緒に未知なる世界を探っていく。 そんな体験が、子どもの探究心を育ててくれます。

まとめ

「危ない」「ダメ」と制止しなければならない場面は、子育ての中で数えきれないほどあるものです。 でも、言葉を工夫することで、子どもの探究心を守ることができます。

理由を説明し、代替案を示し、子どもの目線に立ち、肯定的な言葉を選び、一緒に冒険をすること。 そうすれば「危ない」が学びの種になります。

子どもの探究心に寄り添える言葉を、一緒に見つけていきたいですね。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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