虫の観察は、ただの遊びではありません。子どもの発達にとって多くの良い効果があります。
虫の動きや特徴を注意深く観察することで、細かい変化に気づくことができます。 子どもの「なんで?」「どうして?」という疑問を引き出し育てることができるでしょう。 虫の行動や生態について考えることで、科学的な思考力が育まれます。
的確に虫を捕まえるには、強い集中力が必要です。
動く虫を生きたまま捕獲するためには、注意力を持続することが求められます。 さらに、虫を追いかけたり、捕まえるまで網を降り続けることで、かなりの体力を使います。そして、虫は芝生や木の上など、さまざまな環境が生息地です。
子どもたちは、これらの異なる環境に対応しながら虫の動きに反応することで、運動能力の向上にもつながるでしょう。
虫を一緒に観察したり、絵本を読んだりする時間は、おやこの絆を深める大切なひとときになります。 そして、一緒に図鑑などで虫について調べていき共有することで、文字の読解や語彙力の獲得に繋がっていきます。
春は多くの虫が見られます。ぜひ、興味を持ったり見つけたりした虫の絵本を手に取り、おやこで楽しんでみてくださいね。
『てんてんてん』(作:わかやま しずこ)
シンプルなイラストと繰り返しの言葉で、てんとう虫の特徴を楽しく知ることができます。
『ぶんぶんきいろ』(作:かしわら あきお)
はちの特徴と「きいろ」という色の認識や共有ができます。はちのイラストが可愛らしく、親しみやすい一冊です。
『はらぺこあおむし』(作:エリック・カール)
世界的なベストセラー。あおむしの成長と変化が美しい色彩で描かれています。歌もあるので覚えると一緒に歌えますよ。
『ごはんだよ だんごむし』(作:石橋 真樹子)
だんごむしは何を食べるのか?どうやって食べるのか?子どもの好奇心を育てるストーリーとなっています。家庭でもすぐにできそうなので、ぜひ実際にだんごむしの食事を観察してみてはいかがでしょうか。
『昆虫 電車』(作:いとう みちろう)
昆虫が電車になって、人間社会の一部になっているストーリーです。昆虫の特徴を活かした働きぶりに、興味が惹かれる内容です。
『むしとりにいこうよ!』(作:はた こうしろう)
虫捕りの上手なおにいちゃん。どこに虫がいるのか、どうやって捕まえるのか子どもの目線で描かれています。憧れの虫を捕まえたときの感情が描かれ、虫捕りの魅力を教えてくれます。
虫たちが活発になる春は、自然とふれ合う絶好のチャンス。 絵本を通して虫たちに親しみを持ち、実際に外で観察することで、子どもたちの感性や思考力が育ちます。虫捕りや虫の観察はリアルな自然体験でお子さんの五感を刺激します。ぜひ、晴れた日にはおやこで公園へ出かけて、絵本で見た虫を見つけてみてくださいね。
監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)
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