後追いとは、赤ちゃんが自分の動きで少しずつ行動範囲を広げていく中で、保護者が視界から消えると不安に駆られ、泣きながらその姿を追う行動を指します。
これは、保護者への信頼感や愛着が芽生え、常にそばにいてほしいという欲求から起こります。
後追いは赤ちゃんの心理的な発達の一環であり、全ての赤ちゃんが同じように経験する訳ではないため、現れない場合も特に心配する必要はありません。
多くの赤ちゃんでは、おおよそ6か月頃から後追いが始まるとされています。 9か月頃にははいはいの技術も上達し、より一層の後追いが見られるようになることが多いです。
しかし個人差が大きいため、この時期が全ての赤ちゃんに当てはまるわけではないことに留意しましょう。
一般的に1歳から2歳頃にかけて後追いは徐々に落ち着いてきますが、中には3歳まで続くケースもあります。 この時期には、安全な環境を整えて赤ちゃんが安心できるような声掛けやスキンシップを心がけることが大切だとされています。
また、保育園への入園を考えている場合は、後追いのピークが過ぎるのを待った上で慣らし保育を通じて徐々に慣れさせていくことが推奨されます。
後追いは赤ちゃんが健康に成長している証拠の一つですが、保護者にとっては心配や不安を感じることもあるかもしれません。 しかし時期が来れば自然と落ち着いてくるものであり、その過程で赤ちゃんとの絆も深まることでしょう。
気になることがあれば専門家に相談することも大切です。 育児は一人で抱え込まず、周囲のサポートも積極的に求めながら、この大切な時期を楽しんでください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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