どんどん数が増えて収納に悩みがちな子ども服。
リビングで着替えや園の準備をすることも多く、子ども服は家族の共有スペースに収納場所を作っているという家庭も多いですよね。
きょうだいがいるとそのボリュームも増えて、それぞれのスペースを確保するのが大変。さらに、セールで買っておいた来シーズンの洋服やまだサイズが合わないお下がりなど"今後着る洋服"や、園や学校、習い事用など、シーンに合わせたアイテムがあるのも子ども服の特徴です。
そんな子ども服をさまざまな工夫でスッキリ収納している家庭の実例を、さっそく見ていきましょう♪
ayachiさんのInstagramより
こちらは、ayachiさん宅のリビング横の和室の押入れ。ふすまを外してオープン収納にし、主に娘さんの洋服をしまっています。冬服も夏服も全部ここに収納しているんだそう。
この押し入れ収納には工夫がたくさん詰まっていて、まねしたいコツがたくさん!
まず、押し入れにハンガーラックを設置することで、押し入れの奥行きを活用でき、ぐっと使い勝手がよくなります。
さらに側面の壁には突っ張り棒を取り付けて、迷子になりやすい手袋などの小物収納に!
セリアの「ハンギングステンレスピンチ」が大活躍!
100円ショップならどこでも売られている「取っ手付きケース」には、これまた収納に困るニット帽を!ダイソーのブックスタンドをしきりにすることで、立てて収納できひと目でわかるように。
引き出しの中で着たい洋服が迷子になって、「あれ、どこだっけ?」と中身をひっくり返して探すのはストレスですよね。 チェストの引き出しにはセリアの仕切りケースを使って、ぐちゃぐちゃにならないしくみ作りを。
また、子どもの小さな靴下は収納に困りがちなアイテムのひとつですが、なんと二つ折りにしたサイズが粘土ケースにぴったりなんだとか!毎日履く靴下はお出かけ前に急いで取り出すシーンも多いので、しまい込まないのが正解ですね。
さまざまなアイテムに、使用シーンを考えた出し入れしやすい場所が決まっている、ぜひお手本にしたい収納コーナーでした。
AIKO.HさんのInstagramより
クローゼットのハンガーパイプの下の空間をうまく活用できるかどうかは、洋服収納を成功させるカギの一つ。とくに子ども服は丈が短いので、下のスペースを広く使えます。
そんなクローゼット内にニトリのカラーボックスや天板を使って収納コーナーを作ったAIKO.Hさん。たくさんのボックスや引き出しで収納力はばっちり。
子どもが自分で支度できる高さに、ハンガーをかけられるようになっています。
子ども服や雑貨は、成長とともに大きさや種類、数もどんどん変化していくもの。収納も可変のものを用意すると先々まで長く使えていいですね。
itomioさんのInstagramより
こちらもクローゼット内の子ども服収納。
吊り下げるタイプのハンガーパイプを設置して、上段を娘さんの洋服、下段を息子さんの洋服コーナーにしています。
ハンガーパイプ下のスペースを有効活用でき、収納力倍増!洋服をすべてハンガーにかけて保管することで持っている洋服を把握しやすく、コーディネートする時間も節約できそうですね。
また、洋服とセットで選ぶことが多い帽子は壁面に!
持っている帽子がすべて見渡せて、外出前にお目当てを探して慌てることもありません。置き場所が決まっていることで、使ったあとどこかに置きっぱなしになることもなさそう。
とっても参考になる収納ワザですね。
ここちよく整う暮らしとわたし|大森智美さんのInstagramより
大森さんのお宅は小4、小2、年少の3人きょうだい。
ハンガーにかける洋服以外は、こちらの衣装ケースを1人1個用意して収納しています。
増えがちな子どもの洋服ですが、たくさんあっても一軍として活躍する洋服は意外と限られるもの。所有する量を必要な量にとどめることで、子どもが自分で選びやすく、一着一着を大切に着ることができますね。
気になる、引き出しの中をちょっと拝見♪
1段目には下着や靴下などをケースを使って収納。小物はどうしても増えがちですが、スペースを決めてそれ以上増やさないようにすれば、ぴったり収まりいつでもスッキリ。
2段目にはトップス、3段目はボトムスを。重ねず、仕切りを使って、上から見てどの服かがすぐにわかるようになっています。 季節を問わず一か所に収納できることで、シーズンごとに入れ替える必要がなく、気温が微妙な季節の変わり目のコーディネートにも便利ですね。
そして4段目には、季節によって使うものや園や学校で使うアイテムを。
きょうだいがいる家庭では「誰の何がどこにあるか」で迷わないことが大切。まずは、必要十分な量であるかの見直しから始めたいですね。
松田 愛/整理収納アドバイザー・デザイナーさんのInstagramより
子ども服の収納場所を一軍と二軍で変えている松田さん宅。
ふだん着ている洋服は本棚の一角に収納していますが、こちらは、オフシーズンや、まだサイズが大きい洋服を管理するためのスペース。
引き出し内に使っているのは無印良品のメイクボックス。ダイソーで販売しているジョイントパーツで連結させて、ぐらつかず使いやすくしています。
すき間にはバザー用など、取り置きしている服などを入れるのがちょうどいいんだそう。
下の段はこれから生まれてくる赤ちゃん用の洋服。お兄ちゃんの洋服を着られるようになるまで保管しています。
注目すべきは、ボックスに付けられたラベル。
シーズンやサイズごとにボックスに分けて入れ、セリアの「はさめるラベルプレート」を使ってすぐにわかるようにしています。
お下がりの洋服は、どのサイズのいつ着られる服があるかを把握しておかないと、気付いたらサイズアウトしてしまっていたり、あるのに買ってしまったり…と、もったいないことになりがち。
これなら、しっかり管理できて必要なタイミングで一軍コーナーに移動できます。
***
新年度は収納の見直しのベストタイミング!
紹介した収納上手な家庭の方法を参考に、すっきり管理しやすい子ども服収納を考えてみたいですね。
▼子ども服収納のコツはこちらの記事でも紹介しています
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