子どもが「自分を好き」と思えるようになる家庭の雰囲気づくり

子どもが「自分を好き」と思えるようになる家庭の雰囲気づくり
「この子には、自分を大切にできる人になってほしい」 そう願って子育てをしているママやパパは多いのではないでしょうか。 でも、自分のことを好きになれるかどうかは、生まれつきの性格だけではなく、毎日の暮らしの中で少しずつ育まれるものです。 今回は、子どもが「自分っていいな」と思えるようになる家庭の雰囲気づくりについて、やさしく一緒に考えてみたいと思います。
目次

1. 自分を好きになるには、「安心できる場所」が必要

子どもが自分を大切に思えるようになるには、「どんな自分でも受け止めてもらえる場所」が欠かせません。 それがまさに、家庭での関わりです。

失敗したとき、うまくできなかったとき、イライラしてしまったとき。 そんなときにも「あなたはあなたのままで大丈夫だよ」と伝えてもらえた経験は、心の奥深くに安心として残ります。

子どもは条件付きではなく、“存在そのもの”を受け入れられたときに、自分を好きになっていけるのです。

2. 「できた」よりも「やっていること」を認めてみる

ほめることは自己肯定感を育てるうえでとても大切ですが、つい「できたこと」「結果」に偏ってしまうこともありますよね。 でも、「片づけ終わってえらいね」だけでなく「自分から片づけようとしていたね」「時間がかかってもあきらめなかったね」

そんなふうに“行動の過程”を言葉にしてもらうと、子どもは「ぼくっていいな」「がんばってる自分も好き」と思えるようになります。

3. ママやパパの言葉が、そのまま子どもの“心の声”になる

毎日繰り返し聞く言葉は、やがて子どもの内側に残っていきます。 だからこそ、「また失敗したの?」「なんでそんなことするの」といった言葉が続くと、自分にダメ出しをするクセがついてしまうことも。

反対に「がんばってるの、ちゃんと見てるよ」「あなたらしくていいね」 そんな日常の言葉が、子どもの中に「わたしって悪くない」「ぼくは大丈夫」という小さな自信を育てていきます。

4. いつでも「戻れる場所」があるという安心感

友だちとうまくいかなかったとき、思い通りにいかなかったとき、心が折れそうになることは誰にでもあります。 でも、家に帰ってきたときに「何があっても、ここはあなたの場所だよ」と感じられることが、子どもにとっては大きな支えになります。

「今日はつらかったね」「気持ちを話してくれてありがとう」 そんな一言が、疲れた心をやさしく包み、自分を好きでいられる力になっていくのです。

5. 「完璧な家庭」じゃなくていい

「もっとやさしく接したいのに」「また怒ってしまった…」 そんなふうに自分を責めてしまうママやパパもいるかもしれません。

でも、大切なのは完璧であることではなく「あとからでも、気持ちを伝えることができる家庭」であること。 「さっきはごめんね」「言い方きつくなっちゃったけど、本当は応援してたよ」

こうしてやりとりを重ねていくことで、子どもは「気持ちを伝え合っていいんだ」「関係は壊れないんだ」と学んでいきます。 その実感が、自分を安心して好きになれる土台になるのです。

まとめ

子どもが「自分を好き」と思えるようになるには、日々の家庭の空気がとても大きな役割を担っています。 特別なことをしなくても、毎日の中で「そのままのあなたが大切だよ」というメッセージが届くような関わりを少しずつ重ねていけば、それで十分です。

今日の中で、子どものいいところを1つ見つけて、そっと言葉にしてみませんか?

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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