我が家の夫は持病があって、食事療法が必要です。 食べられるものと食べられないものがあるので、毎日私が夫のために食事療法の料理を作っています。 病気が分かってからもう11年。ずっと夫のために続けてきました。
子どももいるので、夫と同じ食事をすると私や子どもの栄養面に支障が出るため、毎回別々に作っています。 正直、11年も続けると疲れます。 別々に作るということは、その分手間も時間も洗い物も倍になります。
そんな苦労を知らない夫は、文句ばかり言います。 炊飯器でノンオイルのオムライスを作っても「もっと濃いものが食べたい」と言われ、電子レンジで作れる焼きそばを作れば「フライパンで作らないと美味しくない」と言われます。
そしてある日、食卓に出した料理を見た夫が「これさ、おかずじゃないよな。何これ?」と言ったのです。 その瞬間、心のどこかで張りつめていた糸が、ぷつんと切れるような感覚になりました。 努力しても報われない。そんな虚しさが一気に押し寄せたのです。
それでも、家族のために続けている毎日の料理。 正直なところ、心が折れそうです…。 (女性/41歳/専業主婦)
家族の健康を支える毎日の工夫や苦労は、なかなか見えにくいけれど、とても大変なことです。 そんなとき、思わず口にした言葉が相手の気持ちに大きな影響を与えることも少なくありません。
そんなすれ違いが大きなトラブルにならないよう、日頃から丁寧にコミュニケーションをとることを大切にしていきたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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