その日、私たち家族は少し足をのばして田舎町へ旅行に出かけていました。 宿泊予定だったのは、ネットで見つけた格安のペンション。 地元のローカルバスを使って向かうことにしたのですが…今思えば、もう少し調べて送迎バス付きのプランにしておけばよかったと、少し後悔しています。
というのも、乗るはずだったバスが大幅に遅れてしまったのです。 ただでさえ長時間の移動で疲れていた子どもたちは、バスに乗り込んだ途端に「トイレ行きたい!」「まだ着かないの!?」と騒ぎ出し……。 出発前にあれほど声をかけたのに結局こうなるのかと、私は少し呆れながらも、どうしたものかと途方に暮れていました。
するとそのとき、後ろの席に座っていた女性が私の肩をトントンと軽く叩きました。
突然のことにドキッとしながら振り返ると、年配の女性が穏やかに微笑んでいて「次、私の家の前で降りるから…よければ、おトイレ使っていきなさいな」と声をかけてくださったんです。
まったく面識のない私たち家族に、こんなにも温かい言葉をかけてくださるなんて…。 見知らぬ土地での思わぬ優しさに、胸がいっぱいになりました。 (女性/37歳/専業主婦)
誰かのちょっとした気遣いや優しさが、つらい時間をふっと楽にしてくれることってありますよね。 そんな瞬間に気づくと、世界がちょっとだけあたたかく見える気がします。
みなさんのまわりでも、思わずホッとした“優しさの瞬間”はありますか?
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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