夏祭りの夜のことでした。 屋台がずらりと並ぶにぎやかな通りを歩いていたとき、ふと人混みの中から「ママー…」という小さな声が聞こえてきました。
目をやると、浴衣を着た三歳くらいの女の子がぽつんと立ち尽くして泣いていました。 周囲を見渡しても保護者らしき人の姿は見えません。
どうやら人の波にまぎれて親とはぐれてしまったようでした。
私は思わずしゃがみ込み「大丈夫?」と声をかけました。 そして、すぐ近くにいたスタッフの方にも声をかけて対応をお願いしようと女の子と手をつなごうとしたそのときです。
突然「やめてください!その子はうちの姪なんです!」と、知らない女性に突き飛ばされました。 勘違いだと説明していると、すぐに母親らしき女性も現れました。
母親の女性は「はぐれてしまって探していたんです。本当にすみません」と丁寧に謝罪し、突き飛ばした女性も勘違いだったことを謝ってくれました。
にぎやかな祭りの中、迷子の子に声をかけることの難しさと、誤解が生むドラマを痛感した出来事です。 (女性/41歳/会社員)
夏本番を迎え、帰省やお祭り、夏祭りなど楽しいイベントがたくさん増えてきましたね。 にぎやかな場所では、つい気が緩みがちになるもの。 子どもの手をしっかり握り、目を離さない…そんな小さな心がけを大切にしたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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