あれは、まだ会社員をしていたアラサーのある朝のこと。 通勤で駅の改札前を歩いていたら、ちょっとした段差につまずいて転んでしまいました。
その日は荷物が多くて、斜め掛けにしていたカバンがズルッとずれ落ちてきて…。 腕がからめ取られるようなかたちになり、受け身も取れず、そのまま顔面から床に激突。
硬い床にぶつかった衝撃と痛みで、すぐには立ち上がれませんでした。 けれど、人通りの多い改札前なのに、誰も声をかけてくれず…。 うずくまっていた私に「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのは、小学生の男の子でした。
その子は駅員さんのところまで私を案内してくれて、駅事務室で少し休ませてもらえることに。 顔を打ったときに口の中を切ってしまっていたので、うがいをして落ち着くまで待たせてもらいました。
その後、念のため病院に行ってみると「早く口をゆすいでいなければ、もっと化膿して治るのに時間がかかっていただろう」と言われてゾッとしました。
あのとき声をかけてくれた小学生は、もう立派な大人になっているはず。 できることならもう一度会って、直接お礼が言いたいです。 (男性/50歳/自営業)
誰かのちょっとした気遣いや優しさが、つらい時間をふっと楽にしてくれることってありますよね。 そんな瞬間に気づくと、世界がちょっとだけあたたかく見える気がします。
みなさんのまわりでも、思わずホッとした“優しさの瞬間”はありますか?
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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