関西のたこ焼き屋で…客「これ、頼んでないです」店員「ええねん、だって…」続く一言に客が泣いたワケ…

関西のたこ焼き屋で…客「これ、頼んでないです」店員「ええねん、だって…」続く一言に客が泣いたワケ…
毎日の生活でふと立ち寄る飲食店。 ちょっとした会話や、お店の雰囲気、クセのある店員さん…。 そこには、“なんてことないのに忘れられない出来事”がひそんでいるのかもしれません。 今回は、そんな飲食店で出会った『クスッと笑えたり、ちょっと心が温まったりするエピソード』をお届けします。
目次

ネギ多めで、心もホカホカ

関西に引っ越して間もない頃の話です。 まだノリや言葉のテンポにも慣れておらず、毎日がちょっと緊張気味でした。

そんなある日、近所のたこ焼き屋さんに立ち寄って「たこ焼き下さい」と注文したときのこと。

店員のおじさんが笑顔で「姉ちゃん、ネギ多めにしといたるわ!」と声をかけてくれました。 その気さくな感じがうれしくて、思わず「ありがとうございます」と頭を下げると「そんなん、ネギごときで礼言わんでええねん」と、ソースまで二度がけにしてくれて。

なんだかほっこりした気持ちでたこ焼きを受け取り、店を出ようとしたとき。

おじさんがたこ焼きを一本、串に刺して「寒いやろ?これ、おまけな」と渡してくれたのです。 思わず「えっ、これ頼んでないですけど…」と戸惑うと、おじさんはニッと笑いながら「ええねん、だってうち来てくれたんやから」と言ってくれました。

その一言が、胸の奥にじんわりと染みて思わず涙が溢れました。 見知らぬ土地で、初めて「ここで生きていけるかもしれない」って思えた瞬間でした。 (女性/20歳/学生)

日常にひそむ、ほっとする優しさ

誰かのちょっとした気遣いや優しさが、ふと心を軽くしてくれることってありますよね。 そんな瞬間に気づくと、世界がちょっとだけあたたかく見える気がします。

みなさんのまわりでも、思わずホッとした“優しさの瞬間”はありますか?

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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