ミネラルはどのような栄養素?子どもに不足しがちなミネラルについて

ミネラルはどのような栄養素?子どもに不足しがちなミネラルについて
わたしたちの体にはさまざまな栄養素が必要です。炭水化物やたんぱく質、脂質はなんとなくイメージが湧くかと思いますが、ミネラルがどのような栄養素なのかを説明できる方は多くないでしょう。この記事では、ミネラルはどのような栄養素なのか、子どもに不足しがちなミネラルについて紹介します。
目次

毎日の食事は、栄養について子どもに伝えるよい機会です。 「この食べものにはこんな栄養素が含まれていて、体を元気にしてくれるんだよ」といった会話を通して、食への関心や理解が育まれます。

以下では「ミネラル」について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ミネラルはどのような栄養素?

ミネラルは炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミンと並ぶ「5大栄養素」のひとつです。

体の調子を整える働きを持ち、体内では合成できないため、食事から摂る必要があります。 よく耳にする代表的なミネラルには、カルシウム・鉄・亜鉛・リン・カリウム・ナトリウム・マグネシウムなどがあります。

子どもに不足しがちなミネラルについて

子どもの成長にはミネラルが欠かせません。

ここでは、子どもに不足しがちなミネラルについて3つ紹介します。

カルシウム

カルシウムは成長期の子どもにとって、骨や歯の形成、神経や筋肉の働きに関与する重要なミネラルです。

成長期の子どもは大人よりも多くのカルシウムを摂る必要がありますが、現代の子どもたちはカルシウムが不足しがちだといわれています。

カルシウムは、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品や、小魚などに多く含まれています。

鉄は脳や免疫の発達にも深く関与する栄養素です。

ところが、食事の偏りや吸収の難しさから、鉄は子どもに不足しがちな栄養素だといわれています。

特に乳幼児期は、体がたくさんの鉄を必要とする時期なので、意識して摂りたい栄養素です。 鉄はレバーや赤身の肉に多く含まれています。

亜鉛

亜鉛も子どもに不足しがちな栄養素です。

特に成長期の子どもにとって、免疫機能や味覚の発達などに関与する重要なミネラルでありながら、食事だけでは十分に摂りにくい傾向があります。 亜鉛は牛肉やレバー、大豆製品などに含まれています。

日々の食事で不足しがちなミネラルを意識して摂取しましょう!

ミネラルは5大栄養素のひとつで、体の調子を整えてくれる大切な役割を持ちます。

特にカルシウムや鉄、亜鉛は子どもに不足しがちなミネラルなので、日々の食事でぜひ意識して摂取できるようにしましょう。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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