なぜ今「食育」が重要?家庭でできる食育

なぜ今「食育」が重要?家庭でできる食育
「食育」という言葉を耳にする機会が増えましたが、なぜ今これほど重要視されているのかご存じですか? 今回は食育が大切な理由と、家庭で実践できる具体的な方法を紹介します。
目次

食育は生きるための基本

農林水産省では、「食育」を“生きるうえでの基本”と位置づけています。 最近では、食生活の乱れによって生活習慣病や栄養バランスの偏りが問題になることも増えているようです。

また、ひとりで食べる「孤食」や、好きなものだけを食べる「固食」など、いわゆる「こ食」の傾向が見られるようになったことも、食育が重視される理由の一つかもしれません。

食育はお子さまに限らず、大人にとっても大切な取り組みです。 食材を選ぶ力や、調理する力といった「食べる力」は、健康な生活を送るために欠かせない、生涯にわたって必要な力と言えるでしょう。

食育で身につけたい力

食事は体の健康を支えるだけでなく、心を豊かにしてくれる時間でもあります。 食べることの大切さや楽しさを知ることが、食育の大きな目的です。

また、家族や友人と一緒に食事をすることも食育の一環。 会話を楽しみながら食卓を囲むことで、食べる時間がより豊かで心地よいものになるでしょう。

さらに、食材がどのように作られているのかを知ることで、食べ物やその生産に関わる人々への感謝の気持ちも育まれるのではないでしょうか。

家庭でできる食育

食育は日々の暮らしの中で無理なく取り組むことができます。 たとえば、スーパーでの買い物や、一緒に料理をする体験は食への関心を深める良いきっかけになるでしょう。

また、食事中はテレビやスマートフォンを控えて会話を楽しむ時間にすることもおすすめです。

朝食だけでも家族で一緒に食べる習慣を持つことで、自然とコミュニケーションが生まれ、心のつながりが深まるかもしれません。

おわりに

食育は、お子さまだけでなく、家族みんなで一緒に取り組むことが大切です。 まずは1日3食をしっかり食べることから始めて、少しずつ“食べること”に向き合う時間を増やしてみてはいかがでしょうか。

小さな取り組みの積み重ねが、きっと健やかな成長と豊かな心につながるはずです。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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