きのこは何歳からOK?離乳食での取り入れ方と注意点【管理栄養士監修】

きのこは何歳からOK?離乳食での取り入れ方と注意点【管理栄養士監修】
秋の味覚といえばきのこですよね。きのこは旨味があり、幅広い料理に活用できる万能な食材ですが、何歳から食べることができるのでしょうか?この記事では、きのこ類は何歳から食べられるのか、与えるときの注意点について紹介します。
目次

きのこ類は、スーパーなどで1年を通して手に入れることができます。 しいたけ、しめじ、えのきなど種類も豊富で、それぞれに異なる風味や食感があり、楽しみ方もさまざまです。

以下で紹介する内容をぜひ参考にして、子どもときのこ料理を楽しんでくださいね。

きのこ類は何歳から食べられる?

きのこは歯ごたえがあるため、小さなお子さまには噛み切りにくいことがあります。 ですが、調理の工夫をすれば、離乳食後期(生後9〜11ヶ月ごろ)から取り入れることができます。

離乳食に使いやすいのは、しいたけ・しめじ・えのきなどの柔らかめのきのこです。 一方で、エリンギは歯ごたえがしっかりしているため、離乳食完了期(1歳〜1歳半ごろ)以降に取り入れると安心です。

また、きのこは調理して食べるだけでなく、出汁として使えるのも魅力です。 うま味成分が豊富なので、離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)から、出汁としてスープなどに活用することもできます。

与えるときの注意点

きのこ類を子どもに与えるときには、いくつか注意点も存在します。

ここでは、3つ紹介します。

アレルギーに注意する

きのこ類は、まれにアレルギーを引き起こす可能性があります。

そのため、初めて与えるときは加熱をして、少量から始めてください。 万が一アレルギーを発症した場合でもすぐに病院に行けるように、かかりつけの病院が開いている平日の午前中などに与えると安心です。

細かく刻む

きのこ類は繊維質が多いため、噛み切りにくく、消化の負担となりやすいです。

そのため、子どもに与えるときは細かく刻み、十分に加熱してから与えるようにしましょう。 また、場合によってはとろみをつけてあげると食べやすくなります。

与えすぎないようにする

きのこ類には不溶性食物繊維が豊富に含まれており、食べ過ぎると腹痛などの不調を引き起こす可能性があります。 そのため、適量を守り、与えすぎないように注意してください。

さまざまな楽しみ方ができるきのこ類をおやこで味わいましょう!

きのこ類は、うま味が豊富で出汁にも使える、日々の食事に取り入れやすい食材です。 離乳食期から取り入れることもできますが、噛み切りにくさなどには注意が必要です。

秋の味覚として知られていますが、実は1年を通して手に入りやすいのも魅力のひとつ。 ぜひ、お子さまと一緒に、季節を問わずきのこ料理を楽しんでみてくださいね。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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