3人育児に奮闘中のママライター、タキザワです!
2020年度より、小学校で必修化されたプログラミング教育。わが家も来年、息子が小学校に入学するので気になっていたトピックでした。
これまでは専門的な知識・技術というイメージだった「プログラミング」ですが、学校の授業に導入され、子どもたちにとって身近で当たり前のものになりつつあります。しかし、「プログラミングって、いまいちよくわからない」というママ・パパも多いのではないでしょうか。
そんなママ・パパは要チェック!なんとセリアからプログラミングのドリルが発売されているんです!はたして110円ドリルの内容とは…!?6歳の息子とチャレンジしてみました。
タブレットを持った男の子と女の子のかわいい表紙が目印の「はじめてのプログラミングドリル」。B5サイズで、全15ページという薄めのドリルです。
プログラミングはパソコンやタブレット上で行うイメージが強いですが、こちらはあくまで紙の上での学びに特化。このドリルと鉛筆さえあれば取り組めます。
表紙をめくると「プログラミングってなんだろう?」という見出しで、プログラミングについて、身近なものを例に挙げて言葉とイラストでわかりやすく説明しています。
問題は1ページに1~2問ずつ記載。身の回りのものに使われているプログラミングの紹介から始まり、組み立てる順番を問う「じゅんじょ」の問題や、イラストが繰り返される順番を問う「くりかえし」の問題など、プログラミングを考えるのに必要不可欠な「論理的思考力」を育てる問題が続きます。
論理的思考力とは「物事の過程や結果を筋道を立てて考え、理解する力」のこと。現代社会で生きていくために必要な力として注目されています。
「プログラミングというと、機械の問題がたくさん出てくるのかな」というイメージでしたが、前半で日常的に使っている機械が、後半でロボットのキャラクターが少し出てくるくらいで、機械の登場は意外にも少なめ。機械の中身について、というよりも「機械が動くための命令(プログラム)をどのように機械に覚えさせているか」というプログラミングの仕組みを、お菓子やおもちゃなど子どもに身近なものをモチーフにして紹介しています。
「プログラミングを学ぶ」というよりは、表紙にあるように「プログラミングを考えるために必要な論理的思考を学ぶ」ドリルという印象を受けました。
機械が好きで、よくブロックでロボットを作っている長男。機械系の仕事をしているパパが見守る中、取り組みました。機械のことということで、やる気は十分!
体温計やポットなど、どの家にも必ずあるものに使われているプログラムについてや、シュウマイをどういう順番で作れば完成するかなど、実際に触れて体験しやすい題材が多くとっつきやすいのがポイント!
長男も「シュウマイって本当にこの順番でできるのかな?今度作ってみたい!」と新たな興味の対象を見つけたようでした。パパも長男を手伝いながら、「これよくできてるな〜。本当に100円?」と感心しっぱなし!
少しつまづきつつも、パパに助けてもらいながら3日ほどかけてドリルを終わらせた長男。ふだん触れている機械がどのように動いているのかを知れて、「おもしろかった!」と満足そうでした。「効果はわからないけど、長男が楽しめたならよかったな」と軽く考えていましたが、その後、長男の行動でちょっとした変化があったんです!
ある日、いつものようにブロックで遊んでいた長男ですが、なにやら悩んでいる様子。「どうしたの?」と声をかけると、「せっかく作った動物園を壊したくないから、どの順番で入れたら箱にきれいに入るか考えてた」と言うではありませんか!今までだったら「壊したくないから、片づけない!」と怒るか、全部バラバラにしてしまっていたのに…。これってドリルで学んだ「論理的思考」が育っているのでは!?
口を出したいのを我慢して見守っていると、長男はブロックをいろいろ動かしながら、なるべく形を残したまま箱の中に入れようと奮闘。最終的にサルが乗っている木やゾウなど一部を横に寝かせて、くぼみにはめることで、うまく箱に収めることができました。
「きれいに入った!よく考えたね」と筆者が驚きながら言うと、「飛び出してるところを先に片づけたら、うまくいくと思った」とのこと。どちらかというと感情的になることが多い長男が、こんなに冷静に物事に向き合えるなんて…!
「順番通りにやることで、機械は正しく動く」というプログラミングの基本。すぐに身につくものではありませんが、親もドリルのお陰で新たな気付きをもって子どもの行動を見守ることができました。
セリアのプログラミングドリル、やってよかった!
プログラミングのベースとなる「論理的思考」。論理的思考力の向上は勉強に役立つだけではなく、日常生活も豊かにしてくれます。片付けもそうですし、着替えや料理など、「どのようにすれば、もっとうまくいくのか」を考えて行動できるようになれば、物事がもっとスムーズに進みますよね。
子どもたちがこれから生きていく中で、必要な能力であることは間違いない「論理的思考」、そして「プログラミング」。100均のドリルで学べて、しかもこんなうれしい効果をもたらしてくれたことに正直驚きました。
110円ですし、何冊か買って繰り返し勉強もしやすいですよね!売り切れてしまう前に、わが家も追加で購入しておきたいと思います♪
ライター タキザワミユキ
何にでも興味津々なやんちゃな3兄妹を育てるママライター。留学・語学学校での勤務経験を活かし、さまざまなテーマで執筆しています。子供たちの笑顔が毎日の癒し!子供の成長はあっという間だなと実感する日々です。
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